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機械少年 ヒューマロイド・コータ  反逆のアンドロイド

作者:SINOGUシノグ
西暦2070年、人類は自らが利便性を追求するために産み出した感情を持つ機械、アンドロイドによって過去の歴史を顧みても類のない未曽有の危機に立たされていた。
 先の第三次世界大戦、通称AI大戦で人類同士がアンドロイドを用いて殺し合いをしていたあの7年前より、人類は最悪の事態を迎えていた。
 人類史上初めて人間と同じ感情を持ち、プログラムされた行動以外も自動で自己判断が可能になった人工知能ロボット、「アンドロイド」を発明した日本人発明家、黒岩ルイコウ。
 そのルイコウ博士のアンドロイド技術が世界に流出したことが第三次世界大戦の各国家の主力兵器であった人工知能搭載型巨大ロボット、通称AIRを用いて繰り広げられた第三次世界大戦を加速させた。
 人間をパイロットにする代わりにアンドロイドをAIRのパイロットにすることによって、戦争による人間の死亡率は激減した。このアンドロイドの発明が結果として戦争の早期終結に繋がった。
 その後世界ではアンドロイドと人間の4年の共存が続いた。
 しかし3年前、ルイコウ博士が新たに発明した喜び、幸せといったプラスの感情以外の怒り、悲しみ等のマイナスの感情もプログラムされた、より人間に近づいたアンドロイド、第二世代アンドロイドの出現がアンドロイド達の人間への反逆の引き金になった。
 第2世代アンドロイドを司令塔にアンドロイド達は人類からの独立を宣言。
 その際、産みの親であるルイコウ博士を第2世代アンドロイドが殺害。
 そしてアンドロイドの独立国として日本を選んだ。
 日本軍はアンドロイド軍と徹底抗戦。
 しかし自分達と同じ知能、感情に加えて自分達を遥かに凌ぐ身体能力が戦力差の決定打となった。
 その後日本軍、日本政府は壊滅。
 日本人の半数以上がアンドロイドに殺された。
 残された日本人の生き残り達は母国を捨て、海外に難民として移住するか、母国に残りレジスタンスとなり、密かにアンドロイドに抵抗するかのどちらかを選択させられた。
アンドロイドに手足と左脳の機能、そして家族を奪われた少年、機野コータは機械の両腕、機械の両脚、機械の左脳を体に取りつけ、アンドロイドから日本を取り返すため、アメリカ軍シアトル基地の兵士となる。彼のアンドロイド達との戦いが今始まる。
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