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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

死にたい夜に

作者: ころん

死にたい夜の、とりとめも無い散文。

私は度々死にたくなる。

それは夜であったり、朝であったり。

このままのうのうと生きていくのが辛いと感じてしまう。

かといって、実行する勇気もない。実行したこともない。


特に思い当たる理由もない。心を許せる親友はいないが、一緒に授業を受ける程度の友達はいる。死にたい理由を探してみても見つからない。


この気持ちを他人に打ち明けたことはあるが、かといって何かが変わった訳でもない。むしろ、マイナスにしかなっていない。


話は変わるが、死にたいと打ち明けられた時は「TARKの原則」で対応すると良いと言われている。相談を受けたら、死にたい気持ちに反発するのではなく、受容しなければいけないのだ。

しかし、たまたま私を診察してくれた医者はこの原則を無視してきた。診察の終わり際、死んだらダメなのは分かってるよね?と聞いてきたのだ。

これは、TARKの原則では御法度である。

ただ、どうしても現世が辛くなり、自殺をしようとした時にこの言葉が引っかかった。そのおかげで私は今生きている。原則に当てはまるかどうかは、結局のところ個人差なのかもしれない。


話が脱線しすぎたので内容に戻ろうと思う。


なろうで、「死にたい」と検索したことが何度もある。

しかし、生きていたら何とかなる。であったり、死んだら迷惑かける。であったりと沢山の綺麗事が並んでいた。


私はそんな事が読みたかったのではない。

同じような気持ちを抱いている人はいないかであったり、そんな中歯を食いしばって日々暮らしている人に触れたかったのだ。

そのため、今回は今の自分をさらけ出していく。


私は今大学に通っている。いわゆる、Z世代というやつだ。この世代は、タイパ重視であったり世の中に希望が持てていない世代であると言われている。

生まれた時から、この国は衰退している、希望が無い

と聞かされ続けて、どうやって世の中に希望を持てると思うのだろう。

大学生活も、就活のガクチカ作りに勤しみ、本分であるはずの学問が疎かになってしまっている。

かといって、やりたい職業や職種があるわけではない。とってつけた志望動機に、貼り付けた笑顔で対応するオンライン面接。そして心にもないお祈りメールが積もっていく。


死にたいと思いながらも生きるために行動している自分に反吐が出る。かといって、卒業までに実行する勇気がでるか分からないため就活はしなくてはならない。社会のお荷物なりにも現世を足掻かなくてはならない。

若いから、今から何とでもなるよ。と言われることがある。本当にそうなのだろうか。

もう、引き返せない年齢にきている。自立しなければならない時が迫ってきている。モラトリアムを謳歌していた時間はもう終わる。周りの人は折り合いをつけながら将来に向けて行動している。それなのに、私は死にたいと思いながら日々を無駄に浪費している。


今日を生きたかった人のためにも、死にたいと言ってはならない?命を無駄にするな?

そんな綺麗事で私の気持ちが変わるならば死にたいという気持ちを抱いたりはしない。理解は出来ても、共感は出来ない。

死が全ての救いに思えてしまう。流石に病的なものを感じて病院に行ったこともあるが、結局診断はされなかった。「普通の人」でいられることに安心したが、私はただメンタルが人より弱いだけなのかと落ち込んでしまう。私は今、「普通の人」に擬態できているのだろうか。そもそも私は今病んでいるのかも自分ではもう分からなくなってきている。


自分のキャパシティ以上のやらなければいけない事を溜め込み、その結果全てが中途半端。そのせいで色々な人に迷惑をかけている。

私なんかが存在していない方が良いのではないかという考えが頭から離れない。


それでも生きていかなければならない。


日本では自殺は罪ではないらしい。

かといって、自殺に失敗すると色々と支障がでる。


だから精一杯、この気持ちを紛らわさなければならない。

「普通の人」に擬態して。


どうにも誤魔化せなくなるその日まで。

特に救い・内容のない文章で申し訳ありません。

等身大の自分をさらけ出しました。

感想でも批判でも、何かしらの反応をしてくださると嬉しいです。


※この文章は自殺を推奨するものではありませんし、遺書でもありません。

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