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人類のかたき

作者: 豊田直輝

とうとう化け物を追い詰めた

惑星を転々として

ブラックホールも回避して

地球を滅ぼした化け物と対峙する

人類は4人のみになってしまった

「谷池、レーザーウエポンを用意しろ。化け物は動きが早い。一気にけりをつけるぞ」

「私はどうしたらいいの?」

「自分で考えろ!しょうがない。真衣は谷池の手伝いしろ。俺が化け物の注意を引く」

人間の6倍ものデカさを誇る化け物は地球を破壊して海王星まで移動していた

逃がすものか

人類80億人の命を奪った代償はかなり大きい

地球に人類はもういない

化け物のせいだ

人類生き残りの俺達4人は死を恐れない

故郷と同胞を皆殺しにした奴は

天地がひっくり返っても

俺が許さない

俺は宝剣 天叢雲剣を背中から引っ張り出す

化け物は知能があるのかどうか未知数だ

極めて知能がないようにもみえるが

あくまで見せかけの可能性がある

俺は切り込んだ

化け物の動きが早い

「佐藤、なんとかしろ!ウエポンの照準が合わない」

天叢雲剣を光の速さで薙ぎ払い

化け物の左手を両断した

太さのある片腕が音を立てて地面に落ちる

「佐藤、よくやった!俺の指示通りか!」

俺は何も答えない

「佐藤は人類最強だから、レーザーウエポンはいらないと思わない、谷池君」

後ろを見ると正樹が何か紙に書いている

「谷池、さっさと武器を充電しろ!佐藤が死んでしまうぞ」

化け物は正樹の首すじを掴み投げ飛ばした

紙が薄ら光出す

そうか正樹は魔法陣を描いていたんだ

化け物が完全に行動不能になる

魔法陣が広すぎて俺も動けなくなる

天叢雲剣が手から滑り落ちる

「谷池君、ウエポンの充電はどうなの?」

「……それが、充電は満タンなんだがウエポンが故障したかもしれない……」

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