後書き
このたびは「黒騎士とお姫様」に目をとめて頂きありがとうございました!
この作品を書き出す前の1年くらい、何を書いてもどうもしっくりこなかったり、キャラ像がうまくつかめなかったりとなかなか思うように書き進められない時期が続いておりました。そんな状況が続いた結果、「もう何でもいいから見切り発車で、書けそうな題材で好きなように書こう!」とあまりプロットも立てることなく書き始めた話だったので、どうにか最後まで書けてとてもほっとしています。
私の場合は最初に立てたプロット通りに展開が進むことはあまりなく、完結させてから振り返ってみると最初に考えていたお話とは別物になっていることがほとんどなのですが、この話は特にそうだったかもしれません。
恋愛ものではあるのですが、主人公の妹として出てきたプリシラの存在感が予想外に増していったことや、メインの二人があまり困難に遭うことなくすんなりと両思いになったこともあり、恋愛というよりは姉妹の物語という印象の強い話になっているかもしれません。
姫と騎士、というモチーフだとやはり身分差とかの試練を乗り越える展開が王道なのかな、と思うので、そういった話だと思って読み進めていただいた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません……
私自身も本当はそういう話にするつもりで書いていたのですが、結果的には別物になっております。
上記のプリシラですが、実のところ彼女は初期の設定にはいなかったキャラで、書き始めた時点でも思いついてさえいませんでした。序盤に突然出てきたかと思ったら最終的には作品全体の四分の一近くが彼女の物語になっていたので、書いていてすごく驚いたキャラクターでした。
実はプリシラの話は特にアドニスとの関わりなどもう少し続けようかな……と考えていたこともあり、少しだけ伏線を残したままになっています。こちらはまだ書き上げられていないため、終わり次第、後日談的な形で追加しようかなと考えておりますが、メインであるネリネとダリルの物語としては終わりになるので、ここで完結にしたいと思います。
最後になりましたが、この作品を応援いただき、本当にありがとうございました。
次の話はもっとメインの二人に焦点を当てた話にしたいと思い準備中で、年末年始くらいには出せたらいいな……と予定しています。
よろしければこれからもどうぞよろしくお願いします。




