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ラブハンド  作者: hisasi
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重大な過ちに気が付く時 その人の器が分かる

 まあ、誰にだって過ちはあります。その後が大事ですよね。

 取り返せない過ちはしてはいけませんけど、攻める姿勢も忘れたくない!


 そう、それがバランスって事でしょうか?

 若いってバランスが取れないって事なんでしょうね

それと言うのも、ここでは女の子が周りにたくさん働いていたのです。

ラウンジは全員が女性スタッフでしたし、ルームサービスの担当者も女性が多かったのです。そして、ラウンジの女の子達は総じて若い子が多いのでした。

女性マネージャーも三十五歳、社員の女の人は四人いるのですが、その人達もマネ―ジャーより若く、大半を占めるバイトにいたっては学生も混じっているので十九歳の子もいました。メインダイニングのサービスには女性は一人もいなかったのですから、そう言った意味でここはまるで逆の環境で、とにかく女の子と話す機会が増えたのです。

とは言っても、僕から進んで話にいく事は無くて、初めは必要以上に喋る事はありませんでしたが、顔を毎日合わせているうちにどうしたって仲良くなっていくもので、休み時間や料理を出す時などに色々な女の子と話すようになりました。

特に若いバイトの子達とは年も近いこともあって、すぐに打ち解けるようになりました。それに、この調理場はメインダイニングのような厳しい雰囲気ではなかったので、どのスタッフも大概堅苦しくない関係を築いていて、料理長も比較的寛容な人でしたから、僕もある意味気楽に仕事をする事が出来ました。

そんな感じだったので、仕事もある程度やっていくうちにすぐに慣れたのですが、それがまた僕にある作用をもたらしました。

気持ちに余裕が生まれてきたからでしょうか?

やはり、男としての性は無くす事が出来ないのでしょうか?

女の子と仲良くなった事が影響していたのかもしれません。

なんと、再び僕の心に「ラブ・ハンド」の炎が灯る事になったのです。

ある朝、僕は朝食係の女の子の為に、朝ごはんを作ってあげていました。

お客に出す質のいい卵を三個分使ったオムレツの中に、摩り下ろしたチーズをたっぷり入れたものを合間の時間にせっせと巻いてその子に出してあげると、彼女は喜んで平らげていきました。その子は結構ふくよかな体系で、制服のスカートからお肉がはみ出させながら、僕の作ったオムレツを食べていたのです。

それを見ていたら、何かとても自分にとって気持ちが良かったので、僕はそれに味をしめ、今度はラウンジのバイトの女の子達に、余ったデザートを惜しげもなく与えてみました。すると、女の子達は声をかけた途端に、そのデザートをぺろりと平らげていきました。僕はそこで、お菓子も手がけていたため、お菓子に関してはある程度自由に出来たので、それからは事あるごとにラウンジの女の子達に与えていました。

女の子は甘いものが好きなので、いくらでも食べてくれるようになり、そして、そんな事をしてくれる人が今までいなかった事もあってか、そんな僕にとても好意を持ってくれるようにもなり、話していくうちに、ますます、いっぱい食べてくれるようになりました。

こうなってくると、僕の心の炎が大きくなってきて、本来僕がしたい事がしっかりと浮かんできたのです。

何しろ、今この時、高校生の僕がしようとした事が現実になっていたのですから。

僕は、笑顔でケーキを食べる女の子達の顔を見ながら、メインダイニングで働いていたときの気持ちなんかすっかり忘れて、自分の思っていく通りにことが運んでいるなぁと思っていました。内心、これで周りに「ラブ・ハンド」が溢れ出すかと思うと、すべてが明るくなるような気になっていたのです。

しかし、事はそううまくいく訳がありませんでした。

僕がそんな事を始めてから一ヶ月位たった時分でしょうか、僕はいつものように余ったケーキをお皿に載せ、もっともっとお肉を付けてくれよと思いながら、そのデザートを目に付く所に置いて、弾んだ感じでラウンジの女の子に声をかけました。

僕はまたすぐにお皿が空になるだろうと、心の中で一人浮かれていました。

しかし、彼女達の反応は僕の予想と反して、芳しくないものでした。

いつもならすぐに、デザートの盛られたお皿に寄ってきていた女の子達が、その時はなんだかんだ言って食べてはくれませんでした。その時は僕も、まあ、こんな日もあるだろうと思って、楽観視していましたが、状況は何日たっても変わらなくなって、今までちゃんと残さず食べてくれていたあのポッチャリした子さえ、食べてくれたとしても一口しか口にしなくなりました。

どうして女の子達は食べてくれなくなったのだろうかと悩んだ僕は、自分の作ったお菓子の味が落ちたから食べてくれなくなったと思って、次はお客に出す以上に力をかけて試作という名目で、新作のお菓子を作ってみました。それまで培ってきた出来うる限りの力を使って、彼女達に食べてもらうためだけに、寝る時間も削って、僕は新たなスウィーツを完成させ、それを空き時間に出してみたのです。

僕が新たに作ったのは、洋ナシのシャルロットでした。

基本は洋ナシのムースを使うのですが、僕は女の子の大好きなチョコレートのムースを少しラム酒を効かせて使ってみました。そして、それをふんわりしたビスキュイ生地の中に敷き詰め、ローストしたピスタチオクラッシュをまぶし、その上にシロップで煮た洋ナシの薄いスライスを載せます。仕上げにその洋ナシをバーナーで焼き色を付けて、ミントを飾れば出来上がりです。

僕はこれにかなりの自信がありました。きっと女の子達は飛びついて、我先にむさぼりだすに違いないと確信すらしていました。

だから、女の子達が十二分に食べても行き渡るように、二十センチのホールを三台も作り、シャルロットが足りなくならないように準備も万端でした。

調理場の料理を出す所にきらきらの洋ナシのシャルロットを置き、近くにいる女の子に声をかけると、僕の思惑通り、女の子達は黄色い声を上げながら僕の周りに集まってきました。新しいお菓子を見る彼女達の目は輝いていて、僕がそれを勧めると女の子達は万遍の笑みでスプーンを手に取り出しました。

もちろん、僕も負けない位の万弁の笑みを浮かべながら、僕のケーキを食べる彼女達を見ていました。きっと、見る見るうちに無くなっていき、女の子達はさらにほしがるに違いない。僕はその光景を想像しながら、自信満々に腕組みしていました。

しかし、彼女達は僕の予想を裏切るものでした。

何故かどの子も一口か二口だけ食べるだけで、それ以上は食べようとしませんでした。困惑気味に僕が感想を聞くと、皆大げさなくらいに反応してくれて、美味しいし、お客に出したら面白いよ、とは言って着てくれたので反応はいいようなのですが、彼女達はそれ以上は食べないのです。

なので、結果的にはラウンジの女の子達全員が口にはしてくれましたが、まだ二台のお菓子が余ってしまい、彼女達に一杯食べてもらう事はできませんでした。

まあ、余ったそれはキッチンの男性スタッフと、ルームサービスの人達が食べてくれたのですが、男に食べてもらっても僕としては何の意味も無くて、はっきり言ってショックを感じました。

とは言え、筋金入りの「ラブ・ハンド」好きの僕は、それでも諦めずに、今度は賄い料理を作って、それを女の子達に振舞いまってみました。それも、結構揚げ物とかこってりした感じの、いかにもいい「ラブ・ハンド」が付きそうなものを出してみました。

しかし、今度もこってりしたものには手もつけてもらえず、どちらかと言うと付け合わせ的な軽いものばっか食べられるようになってしまいました。

明らかに、彼女達は少量しか食べなくなっていました。一人だけ、ルームサービスの女の人がめちゃくちゃ食べてくれましたが、彼女は体質的に太らないらしく、もちろん、痩せていて僕の気持ちを満たしてくれる存在にはなりえませんでした。

どの女の子に聞いても、別に美味しくない、とは言わないのですが、その場で、何でもっと食べてくれないのかなんて聞けないまま、失意の日々は続いていました。

しかし、やはり納得いかないと思ったので、僕はラウンジで一番仲のいい子を飲みに誘いだして、話を聞く事にしました。

やはり、直接聞く他は無いと思ったのです。

その、彼女は年上でしたが同期入社でしたし、正確的にもずばずば本音を言ってくるタイプだったのでうってつけでした。

なので、僕は仕事終わりに彼女を誘うと、近くの居酒屋に連れて行き、乾杯もそこそこに直接的に話を切り出しました。

「ちょっと聞きたいんだけどさ。俺、ラウンジの皆に嫌われてるかな?」

彼女はビールを飲みかけているのを止めて、僕の方を見ました。

「どうしたの、急に?何かあったの?」

「いや、何て言うか、最近、なんか皆食べてくれないって言うかさ・・・」

彼女は首を傾げます。

「何を?」

「だから、俺がよくお菓子とか、料理とか皆に出すでしょ?」

彼女の目が、大きく「?」になりましたが、僕は話を続けました。

「それをさ、前だったら皆一杯、残しもしないで食べてくれてたでしょ?若い子とかがさ。でも今じゃあ、そんな事ないからさ。ちゃんと作ってるから不味いはずないし、残してるのは、要するに俺自身の問題なのかと思ってさ」

すると、彼女は噴出したように笑い出しました。

「何言ってんの?皆、美味しい、美味しいって食べてんじゃん。ラウンジの若い子なんか、小田切君が色々出してくれるからか、武さんは優しくて良い人だって言ってるよ」

「え?そんな事言われてるの?俺?イヤー、そうか、そうか。いや、違うんだって、俺が言いたいのは、ラウンジの女の子の食べる量がね、少なくなってるからさ。どうしたんだろうかと思ってね」

その言葉に、さらに彼女が笑います。

「小田切君も気が小さいねぇ。そんな事気にしてんの。そんな事気にしなくてもいいじゃん。皆に振舞うって、その気持ちが大事でしょうが。それに、小田切君の作るのは美味いって」

「あ、ありがとう」

「何か意外だね。そんな事気になるなんて」

「いやね、そう言ってもさ、君だって最近食べるの少ないじゃん。前はがつがつ食べてくれてたのに」

「馬鹿ね。あんなに美味しいお菓子や料理、沢山食べたら太っちゃうでしょうが。ただでさえ運動不足なのに。あぁ!そう言えば、皆も最近、太った、太ったって連発してたなぁ。休みの日以外、毎日調理場で小田切君が作ったお菓子や料理も食べてたしなぁ。そりゃ太るわ。うん。まあ、美味しくて食べ過ぎちゃったから、仕方ないけど」

「でもさ、美味しいならもっと食べればいいじゃん」

「何言ってんの?さっきから食べたら太るって言ってるでしょう。ウエストのサイズが変わったら、ユニホームが入らなくなるんだから。それに、私も太ったら彼に何言われるか分からないわよ。ただでさえうるさいんだから、あの人。とにかく、太るのはまずいの。まあ、彼が太れって言うなら、まあ、考えなくもないけど」

「ほんと!?」

「いや、やっぱ。無理」

「何で?太ったっていいじゃん」

「今日はやけに頭悪いね、君は。女は美味しいものは食べたいけど、スタイルが変わるほど食べる気にはならないの。少なくとも、私はそうよ。まあ、ラウンジの子は皆そう思っているみたいだから、前ほど食べなくなったんだろうけどね。あっ、ルームサービスの田村さんは別みたいだけどね。あの人は、どんだけ食べても太らない人だからさ」

僕はこの言葉を聞いた時、頭がくらくらしてきました。

女の子達は、美味しい料理やお菓子があっても、太るまで食べようとはしないだなんて。

まあ、考えてみれば当たり前と言えば当たり前の話で、どんなにカロリーが高い食べ物を食べても、一瞬で太るなんて事ありえない訳ですから、どうしたって徐々にするしかありません。でも、時間をかけていればいるほど、彼女達がお肉が増えていく事に気がつく時間も増える訳ですから、どうしたってうまくいく訳がなかったのです。

彼女達は、自分のお肉には敏感に反応するのですから。

僕はただ、自分の考えの甘さに愕然としていました。

彼女にそう言われるまで、僕はそんな単純な事にも気が付かなかったなんて、女の人を甘く見ていた自分の愚かさに、止めを刺されたかの様に打ちひしがれました。

隣にいた彼女は、反応が悪くなった僕を尻目に話題をラウンジにいる虫の好かない後輩の話に切り替えてきましたが、僕はと言うと相槌を打つくらいしかできなくて、頭の中は別な事にとらわれていました。

今まで僕が過してきたこの何年間は、まったく意味のない時間だと言う事に気がついたのです。

じゃあ、一体どうしたらいいんだ!

きっと、どんなに僕が女の人に「いっぱい食べて、お肉を付けてくれ!」と言った所で、ほとんど、いや全ての女の人は僕の言葉に耳を傾ける事なんて無いでしょう。何故なら、その人にとって、僕の存在はそこまで必要ではなく、必要の無い人の言葉なんて、女の人には響かないからです。例えば、僕に彼女がいて、その人にどうしても太ってくれと頼んだとして、その女の子が、僕の事を本当に好きでその話を納得してくれた時は、彼女は食べてくれてお肉を付け出す可能性があるかもしれませんが、大切な人じゃない人にそんな事を言われても、女の子達はきっと動こうとしないはずです。少なくとも、このホテルのラウンジの女の子達はそうでしょう。

もし僕がその女の子達にお肉をつけさせたいと思ったら、十人以上の女性を本気で惚れさせて、尚且つ十分に愛情を注ぎ、たっぷりと食べさせて行かなければならないのです。

毎日、毎日、それなりに。

それは、考えただけで、僕の頭を真っ黒にさせるに十分でした。

僕は彼女と別れてから家に帰るまでの道すがら、ずっと考えていました。

確かに、料理を仕事とする事は一生を賭けるに値する事だと思います。だからと言っては何ですが、当初は動機も目的も忘れるほど、この道で頑張ろうと一生懸命になりました。この仕事は、やればそれだけ身になりますし、一から作り上げていく事には喜びも感じられます。今では後輩もいますし、ホールに立つ人からも信頼を寄せられるようになりました。もちろん、料理長からもです。はっきり言って、やりがいはありました。

しかし、ぼくは気がついたのです。

さっき彼女が言ってくれた事対する僕の落胆が、逆にどれだけ自分が「ラブ・ハンド」に情熱を持っていたかに・・・・・。

ただ、今のままでは駄目だと言う事ははっきりしていました。

料理じゃだめなのです。

当初の僕の稚拙な計画としては、女の子達を太らす為に美味しいものを提供する店を何店舗も出して、食べに来てくれた人を太らしていくつもりでいましたが、すでに、こんな小さな規模で立ち行かない事が分かってしまいました。

その時僕は、「ラブ・ハンド」を広める為には、大きく路線変更をしなければならない事を悟りました。

まったく新しい道を進まなければ、僕の世界を形にしていく事は出来ないのです。そうでないと、「ラブ・ハンド」を街角で見かける事も、夢のまた夢です。

僕はそんな事は嫌でした。

諦めたくありませんでした!

ただ、どうすれば言いかなんてアイデアすぐには浮かぶはずもなく、それでも仕事は毎日やってきてしまい、忙しさに先の事を考える余裕も無いのが現実でした。

まあ、確かに、仕事をしている分には職場で僕の事は認められていったので、職場ではむしろ満たされていました。まあ、低賃金とか長時間勤務とか不満はあるのですが、女の子達とも仲はいいし(あれから、無理にカロリーの高い美味しい物を出すのは止めました)、調理場で僕は必要とされていましたから、この職場の事は好きでした。

しかし、僕の心が満たされているかと言えば、決してそんな事はありませんでした。何しろ、生まれてきてから叶えたい夢が、暗礁に乗り上げかかっているのですから。

もちろん、僕にだって、人がよりよく生きていくには日々の安定する事が大切で、実社会で働いて生活していく中でその事は十分に分かっていました。自分が考えている事は馬鹿な考えだと言うことも、頭の中にあることはありました。

まあ、自分を客観的に見たら、「そんな馬鹿みたいな考え捨てて、仕事に励んだ方がお前の為だ!少しも考えるな!」と思う方が圧倒的だったと思います。ただ、そうは思うのですが、仕事中も、部屋にいるときも、トイレの中でさえ、考えるのはどうすれば「ラブ・ハンド」が広まるかと言う事ばかりで、寝る前に頭に浮かぶのは「ラブ・ハンド」のあふれる街角の風景でした。

そんな事を考えている日々が何ヶ月も続き、しかし、一向に答えは見つからないまま、僕はこのホテルで働きだして、四度目の春を迎える事になりました。

この年になると、人も増えてきたのに加え、ラウンジでの頑張りが認められたのか、また僕はメインダイニングに呼び戻される事になりました。

要するに、栄転、大抜擢です。

まあ、まっとうな料理人ならここで喜びを噛み締めるのでしょうが、僕の心は複雑でした。メインダイニングに入れば、余計な事など考えてはいられません。頭に疑問がある状態で仕事が出来るほど、あそこの調理場は甘いものではないからです。やるなら覚悟を決めてやらなければいいものが出せるはずも無く、中途半端な気持ちではどちらもうまくいかないのは目に見えています。

まあ、僕に奥さんや彼女でもいたら話は違って、迷わずメインダイニングで頑張ったかもしれません。

しかし、背中に何も背負っていない身軽な僕は、迷わず辞退する道を選びました。

当然、総料理長を始め、色々な人達から何でそうなるんだと詰め寄られましたが、まさか女の子の腰肉の為だとも言えず、煮え切らない態度を取っていましたが、会社の決定には逆らえないぞと人事の部長に脅されたので、それなら仕方ないと僕はホテルを辞める事を正式に伝えました。すると、途端に総料理長に呼び出され、お前はこのホテルに欠かせないとか何とか言われましたが、その時には僕の中でむしろ決意が固まっていたので、後ろ髪引かれる思いはありましたが、頭を下げて辞める事を伝えました。


それが、二十四歳の春の事です。


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