〇話 後編 チートスキルはどこですか?
なんだか早く投稿できているなぁ
この小説の公式略称(気が早い)って
《伊勢市Re》かな? それとも
《追試Re》かな?
受験シーズンにものすごく失礼な気がする。
投稿する事に文章量増えてんのなんで?
「まぁ、本も渡したことだし、貴様らにはスキルを選んで貰うぞ! 」
と神様がおっしゃるので俺は念のために聞いた。
「チートスキルってどんなのがあるんだ? 」
流石にチートスキルはあるでしょ。だってなろうの小説で異世界ものって大体チート持ってるし。まぁ俺はそんなの読むのはあまり好きじゃないけど……。
でもまあ無双系は観るのと実際にするとではかなり違うしあるよね……。
すると神はあまり好きじゃないの部分だけ読み取ったのか
「チートスキルはない。」
とはっきりと否定してくれました。ありがとうございます (棒)。
そして、俺にとどめを指した台詞に続けて言う。
「どんなに強そうに見えるスキルでも何かしら弱点がある。まあ我らのスキルは例外だが」
ほぉ、へぇ、ふーん。なにそれなんで神様待遇いいの? 神とか世界の守護者ってブラック企業なんじゃないの?
「まぁ、そんなことはどうでもよい。それより、お前らはお前が大剣で蒼は銃を使って戦って貰うからな。」
と神の死体撃ちが炸裂する。
はてなはてなはてなはてなはてな。ぼく、きんりょく、よわい。たいけん、つかえない。
ていうかチートスキルはどこいったんだよ!勝手に手足生えて歩いて出てったのか!ドブにでも捨ててきたのか!今すぐ拾って来い!
精神年齢が一時低下した俺だったが怒りでなんとか歳をとることに成功する。
やっぱり、ストレスがあると老けるんだなって改めて感じましたね。はい。
なんで俺、十代でこんなことを考えてんだろ。やっぱストレス社会だからかな?
さてと、真面目にスキルを選びますか。
と決心したところで神が罪滅ぼしなのか
「まぁ、そう怒るな。スキルは二つ選ばせてやる。」
少し嬉しい言葉をかけてくれる。なので俺はとあることを聞いてみる。
「チートスキルは家出して行ったみたいだがどんなスキルがあるんだ? 」
「基本的にはどんなスキルでもある。それに見合う代償とかが出てくるだけよ。
そうだな、感覚的には義務と権利のようなものだな。スキルを発動させるのが権利だと仮定するとその代償が義務であるのような感じだな。」
神がスキルの説明をしてくれる。
いや神様、キャラ俺に似てきてませんか?
それに仮定とか急に証明始まったの?
まぁ、スキルを考えるか。
まずは、筋力を補うスキルが絶対条件。そして二つ目だけど、異世界ものだと鑑定がチートなんだよなぁ。だが、この世界だと使えそうにないから無難なものにするか。
無難無難、トレースが一番かな? いやでも、その場合代償で剣が体から生えるようになりそうだしなぁ。
まぁそんときはそんときでいいか。
「神様、俺のスキルは《筋力増強》と《等価交換》で。」
「うむ、わかった。こちらのスキルは温めておくか?」
「コンビニかよ!」
神様がふざけるのでつい条件反射でつっこむ。
ていうか、ほんとどした? 俺のふざけ方によく似てるけど……。
「あの……わたしは…《銃の取り扱いが分かってAIMが良くなるスキル》と《銃弾を作れるスキル》で。」
存在が空気だった蒼がお店に注文するようにスキルを頼む。ていうか「まだいたんだ。」 (俺が言われて傷ついたセリフ第五位)
「あ、すまぬ。いま 《銃弾を作れるスキル》は品切れでな。」
「あ、そうだったんですね。じゃあ、ちょっと待って下さい。」
と蒼が考え込む。
おい。ボケ役兼ツッコミ役。いつものツッコミはどこいった? お前なら 『待ってスキルが品切れって何!』って突っ込むだろ。
なので代わりにツッコミをする。
「品切れなのか。スキルって品切れするんだな。」
「実はそうでな、明日の昼には入荷予定なんだがな。」
「そうかそうかつまりスキルはそんなものだったんだな。」
「スキルは蝶を潰してなどおらぬわ。」
俺がツッコむとでも思ったか! そんなんじゃ一成検定五級取れないぞ。
むしろ、神様がツッコミ役をしてくれたね。よく蝶の件が分かったね。
「で、スキルはホントにないのか?」
「もちろんあるが。」
と何事も無かったかのようにあることをcoする。
「では、スキルは今言ったものに限りなく近いスキルでいいんだな。」
俺は蒼と共に頷く。
よし、これで二人のスキルが決まったな。
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