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ハイデンハイムのローレライ  作者: 樹本 茂
第二章 Besucher -訪問者-
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会敵40 偵察オーダー 3

“あれさ”


何のことだ?


“文字を数字にしているじゃない。だから、アルファベットを数字にする方法だよね”


“そこに素数をどう絡ませるかだよね。クロエは簡単って言ってたから、簡単に考えた方が良いよね”


あ?ああ、クロエの謎解きの件か。


“クロエは私の名前で答えを教えてくれてるから、出来そうな気がするのよね”


諦めてなかったんだな。


“プリンセスガード、そちらに1個中隊が向かっている。行軍のエスコートを頼む”


『こちら、プリンセスガード了解した。但し、これはオーダー外だ。違約金の発生は無いものと認識している。確認願う』


どの程度のレベルの奴らかもわからんのに間違って敵に殺されでもして、違約金など取られてはかなわない。


“プリンセスガード、確認した。違約金の発生は無い。よろしく頼む”


ならば、受けよう。俺達の陣取る丘の上、さらに、ライン川を越えて行軍する一個中隊を見える範囲でお守りすればいいわけだ。


『プリンセス聞こえたか? よろしく頼むぞ』


“ねえ、そのコールサイン、どうなの?”


ミアが本日、初お披露目のコールサインにいちゃもんを付けてきた。こいつ、こういうお遊びが嫌いなんだよな。何処に行っても、おじ様たちには姫って呼ばれてるんだから、そろそろ、ハラ括ればいいものを。


月~金 17時過ぎ更新です。

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