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ハイデンハイムのローレライ  作者: 樹本 茂
第二章 Besucher -訪問者-
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会敵17 違和感

「レオ、お前たちはあの高台に上って哨戒、二人一組(ツーマンセル)狙撃の準備を頼む」


行軍も四日目の正午過ぎだ。既に50kmを踏破した事になる。この30人という人数と索敵しながらの移動。まぁ、上出来だよ。ミカドの訓練の賜物か?


ミアと俺は先行して哨戒をする危険なお役目をいただいていたが、合流ポイントに着いた俺達に下った新たな指示が、ここから2kn先の集落が見渡せる比高50mの高台に登り、狙撃の準備をしろとの事だ。


国境に接しているとはいえ、こんな所で待ち伏せするのか?あたりは農地で重要な戦略的拠点も全くないし、人なんてまともに見ていない、会うのは動物位のものだ。俺は怪訝な顔を浮かべていたのだと思う。


心配そうに俺の顔を覗き込むミアに、


「行こう」


と腕を取られて我に返ったところだ。

いつも読んでいただいてありがとうございます。

次回は2/1(月)17時過ぎ更新です。


月~金 17時過ぎ更新です。

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