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宇宙の匂い

作者: 日向夏

私のお葬式はどんな香りがするんだろう

明日分かるかもしんないし、科学の発達とかなんとかで

100年後にしかわかんないかもしんない


宇宙葬とかしゃれたものになって、

宇宙船の新品の棺桶の匂いがするのかな

それからゆっくりと宇宙の匂いが染みだして

星に揺られながら夢を見るのでしょうか


流星とオーロラに重ねられた私の思い出に見送られながら

ゆっくりと空を飛ぶ夢が叶ってさ、

宇宙の塵になっていくのかも知れない


死んで宇宙に行く夢が叶うこと、どんな気持ちで地球を見つめているのでしょうね

あの大地に、あの雨粒に、あの風に二度と触れることはできない

そんな予感


星が生まれるよりずっと昔、

私はその中に光となって帰っていくのでしょう


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