CHILD IN CHIME
きっちり区切られてました。
学童たちの時間は鳴り響くチャイムで切り替わる
たとえば
番組前の「はなれて見てね」の注意喚起や
たとえば
CM前後のアイキャッチ
たとえば
エンディングあとのエンドカード
チャイムは学童たちに
始業と終業 オンとオフを教えるのだ
だからといって パブロフの犬みたいな条件反射で
きっちり切り替えをすることは
おとなだってうまくやれるかどうか あやしいもんだし
あのコたちにまでそれを求めるのは酷ってもんだよね
授業が始まっても席につかずに
おしゃべりをつづけるのはよくないけど
先生だって授業の時間内に
きりのいいところで終われずに
チャイムが鳴りやんだ放課中も 黒板にチョークで
カリカリやっちゃうこともある
そんなときの学童たちは
運動場に飛び出せるタイミングを
いまかいまかと はかっていることだろうさ
切り替えできてたかは別として!