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詩集:紫の酩酊

CHILD IN CHIME

作者: 歌川 詩季

 きっちり区切られてました。

 学童たちの時間は鳴り響くチャイムで切り替わる


 たとえば

 番組前の「はなれて見てね」の注意喚起や

 たとえば

 CM前後のアイキャッチ

 たとえば

 エンディングあとのエンドカード


 チャイムは学童たちに

 始業と終業 オンとオフを教えるのだ


 だからといって パブロフの犬みたいな条件反射で

 きっちり切り替えをすることは

 おとなだってうまくやれるかどうか あやしいもんだし

 あのコたちにまでそれを求めるのは酷ってもんだよね


 授業が始まっても席につかずに

 おしゃべりをつづけるのはよくないけど

 先生だって授業の時間内に

 きりのいいところで終われずに

 チャイムが鳴りやんだ放課中も 黒板にチョークで

 カリカリやっちゃうこともある


 そんなときの学童たちは

 運動場に飛び出せるタイミングを

 いまかいまかと はかっていることだろうさ

 切り替えできてたかは別として!

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― 新着の感想 ―
[一言] 日本はキンコーン、カ-ンコーンですが欧米では消火器の警報機みたいにベルがジリジリィーと鳴ります。 これは日本だと「火事だー!」ってビックリしますね
[良い点]  確かに、オンオフ切り替えの下地は、そこで養われているのかもしれませんね。  切り替わらないことへの苛立ちも同じく(笑)。
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