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出会い2

air>じゃ30歳の俺でも大丈夫??



「もちろんだよ~~」



air>良かったよ。



「じゃ、改めて始めまして!くぅです。チャットで話すの初めてだよね~~今日はよろしくです♪」



air>うん、よろしく。でもね、俺くうちゃんの事、知ってたよ。いつもすごい人気で待機して5分もしないうちにすぐ入室中になっちゃうもんね。



私はこう見えてもチャットレディーの人気ランキングの3位なんだ。



「そっか♪ありがと☆」



air>今日はなかなかくうちゃんが入室中にならないから思い切って入室してみたんだ。



私は黙って笑う。

今日なかなか誰もチャットに来なかったのは、やっぱり私の目の周りのアザのせいなんだろうか。



air>くうちゃんさ、チャット始まったばかりでいきなりかもしれないけど、その目の周りのってさ、アザだよね・・・??



直球の質問に私は一瞬息をすることを忘れた。

だけどすぐに作り笑いを浮かべる。



「あはは。わかる?実はぼぉ~~っとしててさ、ぶつけちゃったのよ~~。バカだよね~~アハハ」



私は咄嗟にごまかした。

それからairさんからの返事は途絶えた。

1分以上もお互い沈黙のままだった。

私が次の一言を発しようとしたとき、



air>ごめん。正直にこのさいぶっちゃけるけど、くうちゃんが他の客とチャットしてるとこ、時々覗いてた。



このサイトにはチャットレディーとお客が2ショットでチャットするというのが基本なんだけど、お客側は「覗き」というシステムを利用すると、その2ショットのチャットをのぞく事ができるんだ。

つまり他のお客との会話やそのお客の前で擬似SEXしたら、「覗き」を使ってる人は覗くことができるってことなのだ。



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