緊張してたら……当店、初めてですよね?料金説明の方、させていただきます
大学生の時の俺も……
現在の俺も……
そういうお祝いというと、キャバクラしか思いつかねぇや…(^^;
「では、この階段下ったところのドア開いてください」
妄想で行きまくった『キャバクラ』にビビる
妄想にはなかった、現実に存在するこの扉……
「a…あ、開けるしかねぇ」
心臓の鼓動が聞こえるくらいに緊張はした
それでも…
「ガチャっ…」
黒服『いらっしゃいませっ!!』
一人称が「僕」を使っている時は、当時の俺の視点とする(ややこしいな)
童貞ではなかったわけだけど、この際だ
俺が童貞だと思って読んでくれ
僕=童貞目線
その方が……
面白い。
『いらっしゃいませっ!!』
ボーイがお出迎えしてくれていた
爽快さすら感じる挨拶
また金髪の、ワイシャツにベスト着た若い兄ちゃんだ(俺と同い歳ぐらいやん)
「お辞儀の角度、完璧やな…。」
この店は少し明るめの黒を基調にした店内
シーリングライトの間接照明が艶っぽい雰囲気を誘うじゃないか
【ジュエルシュライン】
この立体文字と店のロゴが壁に刻まれている
しかもライトアップされてるよ……
と、そんなものに思いを巡らせていたが…………いた。
いた
僕が憧れを抱いていたものが。
恵体と片足を茶褐色の壁に預けた彼女
只の彼女ではない
細い体に黒いドレス
街では見掛けられないバカでかいイヤリング
ハイヒールを履き丸みを帯びつつひきしまった足
お上品が過ぎるほど巻かれた髪で顔は見えないが…分かる。
1,000%!! 美人だ。
絵になるよ
ドラマの1コマ張りに
『これがキャバ嬢か…。』
でも、俺の感動は一瞬だった
むしろ、俺は侮蔑していたと思う
俺の知る、愛想を振る姿ではなかったから
皆の知る、裏の顔をしていたから
このご時世だと、より分かりやすいかもしれない
そう、美女がつまらなそうに携帯を眺める…あの顔だ
席に案内され、通り過ぎるまで、俺の視線はそのキャバ嬢に釘付けだったわけだが(^^;
とはいえ、直ぐに俺の妄想は現実になった……現実にあった。
ロングヘア―に巻き髪の…うーんと、中村アンみたいな髪をかき揚げいや、かき上げた容姿の整ったキャバ嬢がおじさん達とグラス片手に楽しそうに語らっている
これだよ。
傍らにもドレス着て、アクセサリー付けた見るからにお高そうな美女が何人も待機していた
アイドル、ギャル、秘書、女王様、ロリ全部揃ってるやん(AVのジャンル検索(^^;))
昔、電車で向かい側の席に座ってる人が全員美人だった時があったんだけど、その衝撃を軽く超えてきた
全員が美人だった時に織り成したあの破壊力を…。
『確かに俺は…異世界に吸い込まれたのかもしれないな…』
とか、そわそわしていたら、ボーイがやってくる
同性を目の前にして鼻の下を伸ばしてる場合じゃない
そうだよ、「僕はキャバクラ慣れしてますよ」
また無駄に、無駄なところをカッコつけてしまった
ボーイ「お客様、当店初めてだと思うので、料金説明の方、させていただきます」
すげぇ、俺のことが初めてだと判断できるんだ
それか僕が童顔で、オドオドしすぎたか…?
今思うと、スーツ童顔は覚えやすいかもしれない
それにしても、当時の俺にはその日本語は理解できなかったが今ならスラスラと説明できる
蛇足だったらすまん
「キャバクラ」というワードに引っ掛かった人もいるだろう
俺が。
料金説明をしよう。
俺ももう彼是20店舗以上行ったことあるんだと思う
平均だと思って聞いてくれ
都内だと…
50分6,000円(延長もできるよ)
嬢が入れ替わりながら3人ぐらい話せる
「この子が良いっ!(^^)v」って言うと以降付きっきりになる
これが俗に言う「指名」ってやつで2,000円
指名しないと入れ替わってしまうんだ
ドリンク1杯あげると1,000円
客はウイスキー(ブラックニッカ)、焼酎(鏡月)飲み放題
これじゃない所もある
全然あるし、ビールは有料だ
最後にサービス料・税が40%上乗せされる
もし、行くとしたら
1set 50分6000円
指名して2,000円
ドリンク1杯あげて1,000円
それらを足した9,000円に税40%付いて12,600円
だいたいこんなもん
でも、これで「1set」だから延長するとその都度6,000円と指名料2,000円の合計8,000円が掛かってしまうのが怖いんだ
・
・
・
いや、8,000円じゃないんだよ
11,200円なんだ、税付いて。
そこにね
『何とかしてこの娘に気に入られたい……』
『女の子に飲み物をあげなければ……』
という男心を擽った料金体系になってやがるんだ
まぁ延長料金はもう少し安くなるし、黒服と値段交渉もできる
この値段交渉、実は俺は、キャバクラ名物だと思っている(笑)(キャバクラで男と話すのは少し笑えるが…。)
是非皆さんにも『値切り』の楽しさを知ってほしい
延長をする代わりに…と前提はあるのだが
料金端数切捨て
時間10分サービス
お菓子サービス
ドリンク一杯サービス
だいたいこの4パターンだろう
常連になると2つくらいサービスもらえる
ただ…。
帰ろうとしているところに嬢に「もうちょっと飲もうよ~!」と甘えられることもある
これが男には一番効く
いや~困った困った(笑)
余談だけど、俺が炭酸水(2,000円)頼んだら500mlのペットボトルそのまま持って来られたことがある(爆笑)
どんな料金体系よりこれが一番あり得ねぇwww
話を戻そう。
俺は、革張りのソファに大理石をあしらえたテーブルに案内された
そこにグラスが2つあって灰皿とコースターがある
これが一つの「席」なんだろう
成る程。
グラスの下にコースターを敷いてある
僕にとっては新鮮だ
で、だ……
来た。
来ちゃったか。
黒服「お隣失礼します、○○さんです!」
エントリーNo.1 茶髪前髪ぱっつんギャル
すまん、Nintendo Switch買って遊びまくってたから投稿が遅れてしまった
Switchは控えめに言って神
今度、小説にするわ
次回キャバ嬢の接客編
2週間後にお会いしましょう。