0章:まひるのひとりごと
偏向人間、藤堂まひるのひとりごと。物語に影響するのかしないのか。それもわかない。
気づいたら、いつも他人と比べているー。
はじめはいつだっただろうか。
大学生?高校生?いや、中学生。。。小学生の時だっただろうか。
他人と比べる事が、当たり前になっていた。
社会人になっても、それは変わらなかった。
新卒の時は2こ上の先輩と比べ、「抜いてやる」思いが強かった。
後輩がいないからこそ、気も楽だった。
2年目になった今、また「私」は他人と比べている。
「他人」ー後輩2人だ。
「すごいな」と思う時もある。
残念なことに、「私」は完璧な人間ではない。
どちらかというと、偏りのある人間だ。
高校受験の5教科模試を思い出してほしい。
5教科均等に平均以上の点を取れていれば、偏差値50になる。
けれど「私」の場合は違った。
「私」は、社会と数学だけ、なぜか秀でていた。
単独だと、偏差値70。
けれど、英語は30。
こういう偏った人間、周りにいませんでしたか?
これってただの「偏向人間」だと思う。
全く優秀ではない。
それが「私」、藤堂まひるだ。
のんびり更新していきます、出戻りの「藤堂家鴨」です。過去に投稿歴あり。ひっさしぶりに小説書いてます。小説書くのって、案外難しい。そう思う。