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11 勇者たちの異世界攻略 その②

 最高級の来賓室、その部屋のベランダにアヤメは立っている。


 オティーヌ王国は水源に恵まれた土地だ。


 ノリア海に通じる何筋もの美しい河川が形成する風光明媚な景色を、長い前髪に隠した両眼にとらえ、いっとき心を奪われる。


 このままこの土地で何不自由なく優雅に暮らす生活を夢想し、瞬時に打ち消す。


 アヤメはひび割れた画面のスマートフォンを操作する。


 虹色の光に包まれて、再び聖騎士姿に戻った。


 スマートフォンを懐にしまい、手に持つエクスカリバーをベランダの床にゆっくりと突き刺す。と、その剣先から光の奔流が溢れ始めた。


 アヤメは、その奔流の勢いのまま、空高く飛び上がる。


 目指すは、オティーヌの、リーバインではないもう一つの隣国シルヴィア王国。


 もちろん、支配するためだ。


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