表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/87

14 勇者の降臨 その②

 聖騎士姿に変わった影が持っていた奇妙な長方形の板金。


 それはこの世界の住人には未開の道具だったが、別の世界の住人にとっては慣れ親しんだものでもあった。


「王の許可は得た。我らをもてなせ」


 退出した聖騎士の影が、廊下を歩きながら城の従者たちに指示を出す。


「は、はいっ!」


 従者たちが慌てて踵を返し、伝令に走る。


 聖騎士はその姿を見て薄く笑う。その手には板金があり、よく目を凝らせばわかるのだが、その表面にはヒビが入っていた。



 突然、何方からか襲い来た『災厄』の四体。


 彼らの素性は全くの未知で、解明の端緒すら掴めなかった。


 この世界の住人には、今はまだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] さすがに文章を書くのは上手いし分かり易い。 [気になる点] 一念発起して書いた面白味は何処? 10話あたりで盛り上がりそうだったのに全然もりあがってこないんだけど? 出し惜しみしすぎじゃな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ