表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱魔法が知ったことか!  作者: 丸山ヤスコ
第4章 雪の町へ
26/38

荒ぶる町の攻略

今回はかなり短いと思いますが、是非見て行ってください。

「雪山、リッキー山に行くには、この南入口から北入口へ行かなければなりません」


僕達は今モスリアの町の南入口にいる。

僕達が今から向かう雪山はリッキー山という名前で、近年この付近では魔物が凶暴化しているらしい。それに、エスターの両親の手がかりも見つかるかもしれない。


「準備はいいか?」


「ええ!」


「はい!」


「よし、走れ!」


僕達は一気に北入口まで走り抜けようとする。ここから北入口までは遠いため、慎重に行っては必ず見つかってしまう。どうせ見つかるなら、正面から正々堂々と勝負を仕掛けた方が時間の短縮にもなる。


「またコイツらだ!この町に近寄るんじゃねぇ!」


(見つかった!)


僕達は全速力で駆け抜ける。町民たちは雪玉を投げつけてくる。雪玉でも、当たるとかなり痛い。僕とリラはエスターを庇いながら走り続ける。


(こんなのエスターが今まで耐えてきた苦しみに比べたらなんてことない!)


「コイツら、雪玉じゃあダメだ!魔法を使え!」


雪玉では僕達はこの町から出ていかないと判断したのか、今度は四方八方から魔法が飛んできた。しかし、これも想定の範囲内である。この町の人々は目的の為なら手段を選ばないということは最初に来た時に分かっていた。


「ナギ!来るよ!」


「ああ!」


"武器召喚・エアリアルブレーカー・ 迅"


僕の新しい武器である。

実はフーデル王国での戦いで僕は熟練度が8に上がっていたのだ。普段の2枚のエアリアルブレーカーからパワーアップし、より強力な風を纏っている。


ちなみに、市場で20万エルで売ってある。


何回も死にかけて、やっと手に入れた魔法が市場で20万で売られているというのは、やはりショックが大きい。


「いけ!」


そして僕は2枚のエアリアルブレーカー・迅を投げる。そして僕達が走っているすぐ側をまるで護衛するかのように回りだした。僕達を中心にまるで台風のような風を巻き起こしている。これによってどこから魔法が飛んできても簡単に防ぐ事が出来る。


そして、見事に僕の魔法は町民達の魔法をことごとく防いでくれた。


「くそ、コイツら強すぎる!」


町民達はぼやく。


「ったく、すぐに出て行ってやるっていうのに、邪魔するんじゃないわよ」


リラもぼやく。


そうこうしている間に北入口が見えた。僕達は一気に加速する。そして町民達の魔法を振り切り、ついに北入口を抜けた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「なんとか抜けれたわね…」


「はい、守ってくれてありがとうございます」


「いや、礼を言うのはまだ早い。何かここら辺、様子がおかしい」


僕は何かこの辺りが嫌な空気に包まれているのを感じた。そしてリラが異変に気付いた。


「ちょ、ちょっと、町が消えたわよ⁉︎」


「えっ?」


僕とエスターは今来た道を振り返る。すると本当に町の姿が見えなくなっている。とても深い霧が現れたのだ。先程まで騒がしかった町民達の声も全く聞こえない。


(まだ北入口を出たばっかりだぞ⁉︎いったいどうなってる⁉︎)


するとエスターが口を開いた。


「これは、ダイヤモンドダスト!」


「なによそれ?」


リラが尋ねる。


「氷魔法の1つです!相手のあらゆる感覚を阻害する魔法です」


「ということは近くにエスターの両親がいるってことじゃないか?」


「はい!そうに違いありません!」


エスターは興奮を抑えきれないように言う。


「でも、なんで私達にエスターの両親はこの魔法を使ったのかなぁ」


リラが僕達にそう言った。


「確かに…」


僕もリラの意見に同意した。


「きっと理由があるんですよ!ここでジッとしてたらきっと…」


エスターが話している途中、突然霧が晴れた。


「…僕達、一歩も動いてないよな?」


「はい、霧がかかってからずっと立ち止まっていたはずです」


「じゃあ、これは何?」


僕達の目の前に突然現れたのは大きな氷の城である。僕達は町を出てすぐ立ち止まっていたはずなのに、目の前に城が現れ、後ろには町も無い。


「みて!あれ、さっきまで私達がいたまちじゃない⁉︎」


リラは崖の下の方を指す。どうやらここはすでにリッキー山の山頂付近のようだ。


「どうなってるんですか⁉︎私達突然こんなところにいますが!」


「それもこれもこの城の中にいる奴が教えてくれると思うよ」


「確かに、突然私達の前に現れて、明らかに手招いてるでしょ!」


「わ、わかりました。しかし、この中に本当に父と母はいるのでしょうか?」


「それも含めて、今から中に入って真相を確かめましょ!」


リラがエスターに言う。


「よし、これより我々大空の義賊は城のダンジョンの攻略に取り掛かる!ぬかるなよ?」


「…なんかナギの号令じゃあやる気でない。やっぱライトさんじゃないとねー」


「そもそも私は大空の義賊ではないですし」


「ええい!とにかく、いくぞ!」


(気合いをいれたかったのに…)


僕は少し暗い気持ちになりながら、それでも前を向いて氷の城へと入っていった。

今回も読んでいただきありがとうございます。この部分は文字数が少ないため、また改稿する可能性があります。改稿したらお知らせしますので、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ