No.1[削除済み]
今日からは新しい職場だ...と言っても働きたくて働くのではなく無理やりというか強制的というかそんな感じだ。
「どうしてこんなことになったのだろうか・・・」
少しため息をつく
無機質の白色の壁と床、朝起きて顔を洗う程度位しか使われない洗面台と固くて寝付きにくいベッド
天井の角隅には監視カメラが設けられている
いつになったら帰れるかも知らされていない
ただ担当の職員からは
「十分仕事をしたら返してやる。」
と、だけ言われた
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「勤務時間だ! 終端担当職員 776、777!」
今日から仕事が始まるらしい。
まるで務所のような何もない部屋だ
服装もオレンジ色の目立つもので胸のところに
「E-Class 777」
と書かれた名札が縫い付けられている
同室には私と同じ「終端担当職員」の776番がいる
私は777番らしい
なんと最悪なラッキーセブンなのだろうと自分の運のむきどころに嘆いている
私の雇い主はなんとか財団だかよくわからない名前の団体だ
そこの規則では名前は言ったらだめらしい・・・
担当の職員からは
「名前を口にしたら殺す。」
と言われている・・・
一体何のつもりかわからないが従わないと本当に殺されるらしい
それに何故か...思い出せない
だが、脳の回路がこれを不思議に思っていない
私自身も確かにこれを不思議に思っているが 不思議と思えな・・・
「777、何寝ぼけてんだよ」
同僚の776が私をたたき起こすように言う
「早くしろ!」
「今行きます・・・」
今日は初仕事だ
事前に全く説明、いや少しはされていたが全く理解できなかった
この世には存在してはいけない物を・・・
ということぐらいしか頭に入っていない
まったく馬鹿げた話だ
776番とスライド式のドアを出て担当の職員について行く
部屋から出ても目が痛いぐらい周りが白い
周りにはさらに私の部屋と同じような部屋が続いている
私の番号が777番なので最低でもそれかもしくはそれ以上の人がいるのだろう
担当の職員はさらに歩いていく
そしてまたスライド式の扉をくぐる
さっきまでのところとは違い壁がガラスになり下にも場所がある
そこに下りる階段もあるが職員はそのまままっすぐに行く
そしてまたスライド式のドアを通り
少し開けた場所に出る
目の前には鉄でできた頑丈そうな扉がある
監視カメラもかなりありこんなにもいらないだろうと思っていた
そこにはすでに私たちと同じようなオレンジ色の服を着た人が二人いた
担当の職員が
「ここで待っていろ。」
と言って頑丈そうな扉の横にある階段を上っていく
しばらくしてスピーカーから
「これより貴様ら終端担当職員には檻内の清掃作業を行ってもらう
中にいる■■■■からは絶対に目をそらすな
瞬き等も4人で交代して行え」
一体中に何がいるのだというのか
「おいおい、一体中に何がいるんだよ」
「分からないが目をそらすなってどういうことだ」
「ん、扉が開き始めたぞ」
ゴゴゴゴゴという重たい音を出しながら扉はゆっくりと開く
床が赤色の謎の液体で汚れている
「血か?・・・」
「!?」
中に何かがある
再びスピーカーから
「目をそらすな!」
「別にただの・・・ええとなんだこれ まぁ気味の悪い置物じゃねーか」
「繰り返す 目をそらすな! さもなくば貴様を射殺する」
「はいはい」
私と同じ服を着た終端担当職員はだるい返事を返す
一体この異様な空気を放つ「それ」は何なのだろうか
この床の汚れはこいつが出したものなのか?
いや、でもおかしい「それ」はびくとも動かないしそもそも生物ではない気がする
見た目は彫刻刀で彫った木のような模様で手と足?があり顔の部分が赤くて
だが、放つ空気だけは異様だ
まるで目をそらした瞬間に・・・
頭が痛い・・・一体何だ・・・本能的に危機を察する・・・目をそらしてはならないと・・・
担当の職員から渡されたモップで床を掃除する
その間私は目をそらさなかった
ばかばかしいが脳がそう指示を出す
「この頃疲れてるのかな」
清掃作業の間「それ」は動かなかった
動くなんてことないと思っている
だがなぜか動かなくて安心していた・・・
清掃が無事に終わり担当の職員にモップとバケツを回収される
そしてここに来るときのルートを担当の職員の後に同行する
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今日はとても疲れた
頭が痛い
早く寝たい・・・
続けるかは・・・ナオキです・・・




