表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

第一話





私の名前は神咲璃桜(かんざきりお)

22歳で普通のOL……ではなく、神咲道場という、剣道の師範代をやっている(ただし普通の剣道ではない)。居合い技を得意とする流儀だ。

家族構成は祖父母と父母と私。兄弟はいない。性格は男勝りで、鍛練と練習試合をする毎日が幸福を感じる。

門下生は30人以上もおり、その全員が男だ。実力は私には負けてはいるが。皆良い奴ばかりだ。



本題に入ろうか。

今は春。桜が咲いてきた今日この頃。

私は家族に勧められ、旅行していた。長い休暇だったので、久々に中学の部活、弓道部の友達に会いに行っていた。

友達はお祖父さんと一緒に住んでいて、そのお祖父さんは有名な刀鍛冶だ。

都合が良いと言って、私のお祖父さんは友達のお祖父さんに伝家の宝刀、【桜花】の点検と手入れを頼んでいた(どうやら親友だったらしい)。

私は【桜花】を携えて友達の家に赴いて一泊し、【桜花】の手入れも終わってよし帰ろうかというところで、






「迷った……」






森の中で彷徨っていた。


中学の友達の家は山の中にあり、仙人でも住んでるんじゃないのかという山の高い場所に位置するこじんまりとした家だった。

それもあり、その家までの道のりも尋常じゃない程に別れ道が多い。

一つ間違えると遭難する(もうしてる)。頭を上げると陽が暗くなっていた。やばい。下手すると最悪サバイバルになる。別に慣れてるけど(子供の頃に毎年一回家族で無人島でのサバイバルを体験している)。

心を落ち着けて先ずは情報収集、と耳を澄ますと水が流れる音が聴こえてきた。良かった。

水を下っていくと街に着くはず、と足を向けた途端、地面に着くはずの足が空を切った。と同時に身体も傾いた――。








不定期でやっていきたいと思います。

宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ