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第3話「マホウの特訓場もらいました」

今すごい音がしたけど何かあったの?」

「エリック様、スター様無事でございますか⁉」

母さんとロッテがかなり心配したのだろうすごい勢いかつものすごい顔をして部屋に入ってきた。

「マリー達か!!!2人共驚かないで聞いてくれ・・・聞こえたと思うが、さっきの音といいこの部屋の状況といい原因はひとつだ・・・スターが今目の前でマホウを使ったぞ。しかも初級マホウを使ったみたいだが、とんでもない威力なのは今の状況を見れば2人共わかるだろう!!たぶんだが中級クラスだと思う!!」

と父さんが興奮気味に女性陣に話していた。最初は2人共父さんが何を言っているのかよくわかっていなさそうだったが、次第に理解してくると2人の表情がどんどん変わっていくのが見えた。多分いろいろ感情があって追いついていなかったみたいだったが、次第に落ち着いてきたようにみえた。

「ねぇ~スター!!お外でわたしたちにもあなたがマホウを使っているところを見せてほしいな~!!」

と母さんが言ってきたのでおれとしては断る理由もないし、むしろ今度は堂々と使えるをうれしく感じながら

「わかった!!」

と満面の笑みを浮かべて、返事をかえした。すると今度は、ロッテが

「そういえば、どこでマホウの使い方やじゅもんをおぼえたのですか?」

「じゅもんはねまえにロッテがつかっていたのをおぼえたー!!どうやってつかったかはわからない!!」

と半分ごまかしながらロッテの質問に答えていった。そのあともいろいろ母さんとロッテからいろいろ聞かれたがたいがい

「うーん・・なんかできたー!!」

などといったりしてはぐらかしながら答えていき外に向かって歩いて行った。

外に出ると天気が良く風が心地よかった。おれはここの国の風景が大好きだ。   なぜなら緑が豊かで、山々に囲まれておりもともと自然が好きなおれには最高の景色だからだ。そうやって、外に出た後風景に見とれながら歩いていると大きな空き地みたいなところについた。

「さぁスター!!さっきのマホウを2人に見せてくれ!!見たほうが絶対驚くから!!」

と父さんがおれに頼んできたので

「うん!!わかった!!」

と2つ返事でさっきとは違い手を前に出し、声もかなり大きなく呪文を唱えた。

「ネロー!!!!」

唱えた瞬間前に出していた手の平から大量の水が圧縮されたみたいな感じで一気に真っすぐに伸びていった。

〈ドカーーーン〉

目の前にあった木を貫通しさらにその後ろの木3本をも貫通していった。

(やっぱマホウっておもしろい!!あ・・・やっべ!!調子に乗ってやりすぎたかも)

と思い3人のおそるおそる見ると。

「やっぱり話で聞くのと見るのじゃ全然感じ方が違うわね・・」

「そうですね・・・正直ここまでの威力だとは思わなかったです・・」

と母さんとロッテが驚愕の反応をしている。

「本当に初級マホウだったのか!!スターおまえすごいぞ!!」

と父さんは、ほめてくれた。

「もしかしてうちの子天才なのかしら!!」

「絶対そうだ!!初級でここまでの威力は文献をみてもなかなか見ないぞ!!」

と両親が親バカを発揮していると、それを見ていたロッテが

「お二方お気持ちはすごくわかりますし私も誇りに思いますが、スター様がマホウをコントロールできないと後々大変なことになりかねないと思います」

と冷静に浮かれていた2人に意見していた。

「それもそうだな・・・よしわかった!!そうしたらこの場所、スターにあげよう!!」

「そうね!!ここならスターがマホウを使ってても他の人たちに迷惑が掛からないし、いいんじゃないかしら」

と両親が言っていた。こんないい場所をくれるとは思ってもいなかったので

「えっいいの!!やったー!!いっぱいマホウがつかえる!!パパ、ママありがとう」

とお礼を言った。

(よし!!これでマホウのコントロールの特訓やどういう使い方ができるか思いっきり研究できるぞ!!)



ご覧いただきありがとうございます。

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