第11話「兄妹とおとなりさん」
3日後ラルムは髪の毛が短く茶髪の男の子とセミロングで少しクセ毛な女の子と一緒に特訓場もとい畑に来た。そして来てすぐに男の子がおれの方に足早に来て怒り気味に
「おい!!おまえか!!ラルムに変なことを教えたのは!!3日前に家に帰ってから部屋にこもってごはんの時にしか姿を見せないし、それでようやく見たと思えば マリョクが流れているだの、そうそうこんな感触だった!!!もう少しやってスターをびっくりさせよう!!!だの、ずっと変なことを言ってたから今日出かけるのを見てついてきたんだ!!そしたらお前がいただから先に言っておく!!オレが来たからにはラルムに変なことはさせない!!」
そう男の子が言っているその後ろで
「お兄ちゃんちがうってさっきから言ってんじゃん!!!そりゃ~家では変だったかもしれないけどスターに教えてもらった特訓をしてただけなの!!!」
とラルムは一生懸命水色の髪を揺らし首を横に振ってよくわからない言い訳をしていたが、隣の黒髪の女の子に
「・・・ラルムは・・・絶対にだませれている・・・」
「トレントも何で信じてくれないの?!!」
「・・・この人を・・・やっつければ・・・目が覚めるはず・・」
「だから、だまされているわけじゃないのに!!!」
とラルムと一緒に来た男の子と女の子にかんちがいされているみたいだな、やっぱり心配していたことがおこってしまったか、さてどうしようかと思い悩んでいると
「2人ともいい加減にしてよ!!!わたしがスターに頼んで教えてもらってるの!!!特にお兄ちゃん!!!私家でもそう言ったよ!!!なんできいてないの?!!」と涙目になりながらかなり怒った声でそう言い放った。まぁ確かに今ラルムにできることを教えはしたが、そう思ってけれていたのはうれしくて自分の顔が赤くなるのが分かった。
「それは・・・家でも確かに聞いたが、本当かどうか怪しすぎるんだよ!!急に変なことをオレがつぶやいていたら、おまえも絶対疑うだろ!!!」
「それはそうだけど!!!もうすこし信用してほしい!!!」と兄妹げんかになりかけていたが、急に男のがおれの方を向いて
「おい!!!お前ラルムが言っていることは本当なのか?ならマホウが使えるってのも!!」
「うん。本当だよ。」
「・・・そういえば・・・ここに来る途中に・・・ラルム・・・が言っていたマホウが使える・・・同じ年ぐらいの人ってこと・・・?」
と茶髪の男の子と黒髪の少女は二人して最初は首をかしげていたがいきなり衝撃を受けた顔をしながら言葉にならない声をあげていて、みていてオモシロかった。
「そうだよ!!!道中で話した通りわたしたちと同じぐらいの年でマホウが使えるわたしの師匠なんだよ!!!2人ともやっと信じてくれた!!!」
「現実に会うまでいるとは思わないだろ!!そんなこと!!!」
「・・・ラルムがおかしくなった・・・と思っていたから!・・・」
まぁふつうは、疑うよな~!!子供がマホウを使えて人に教えてるって考えもしないだろうし、話を聞いたとしても冗談だと思って聞き流すのがオチだろうしな。その点2人はここまでついてきたのだからよっぽどラルムが心配だったのだろう。と一人で考え込んでいると2人が近づいてきて
「おい!!オレにも教えろ!!」
「・・・ワタシも教えて・・・ほしい!・・・」
「えっ!!まだラルムも使えてないのにおれでいいの?」
「わたしはもう少しで使えそうだからスターがいい!!!」
「オレは少しでも早く使えるならだれでもいい!!」
「・・・わたしも・・・早く使いたい・・・!」
「うーん・・別に教えるのはいいけど・・君たちの事何も知らないからな・・・」
「あっ!!!ごめん!!!2人のことを紹介するね!!!こっちの黒髪の人が家の近くに住んでいるトレントって名前の女の子!!お父さんとお母さんたちが昔から仲良しでずっと一緒に遊んでいるんだ!!!」
「・・・よろしく・・・おねがいします・・・!」
「で、こっちの人が、お兄ちゃんで、レオナールって名前」
「おい!!あからさまにトレントと差がついてるんだが!!まぁいいや!!よろしく!!」
「うん!!よろしく!!おれは、スターチスっていんだ!!」
とようやく自己紹介ができたところでこの3人の関係性が分かった。なるほどこの2人がおれを警戒する理由が分かった。だからこそおれに敵対心みたいなのを向けてきていたんだなんかもうしわけないな・・これ以上は教えたくなかったけどこの2人までならいいか!!
「マホウの事おれが知っていることなら2人共教えてあげる!!出来るだけ内緒にしておいてね!!」
というと2人共すごくまぶしい笑顔をして首を縦に振ってくれた。これなら当分の間は大丈夫だろうと思い、そのことを確認した後に2人をラルムと同様に修行?をすることにした。
ご覧いただきありがとうございます。
評価や感想をいただけると励みになります!




