プロローグ
桜が咲き誇っている春おれ、中村太一は先輩の清野さんとの楽しい休日をボロアパートの1室でゲームをして過ごしていた。
「清野さん上手いですね!全くかてないや」
「いやいやお前が下手くそなんだよ!よし!ひと段落したしコンビニ行かない?腹減った!」
「いいですね!桜も見頃ですし、いいところ知っているので外で食べましょう!!」
(この人顔もそこそこいいし、人当たりもいいのに何でおれの部屋に休みのたびに来るんだろう?)
そう思いながらコンビニに向かっていると途中の公園で子供たちがキャッチボールしているのが見えた。
(なんか嫌な予感がするな~)
こういう当たってほしくない予感が的中する・・・
ボールを取り損ねた子供が走って道路に飛び出した時に車が来たのが見えた
「危ない!!!」
おれはそう言ってボールを取りに来た子供をかばったその時〈キーーーー〉と甲高いブレーキ音が聞こえたと同時に〈ドーーン〉という衝撃が体に伝わり、
(あっ・・・・これはダメだ)と思ったおれはとっさに
「清野さーん!!すいませんDVDの処理・・・たのみます」
とこの世で先輩いがいにみられたら〇んでも〇に切れない物の処理を頼んだ
清野さんは、始め何を言われたかわからないようだったが次第に飲み込みはじめ泣きそうなクシャクシャな顔で
「お前って奴はこんな時まで・・・あぁ任せろ」と言ってくれたその言葉を聞き安心したとたんに眠たくたっていき、先輩がそのあと何か言っていたが全然聞き取れずよくわからないまま
(あーこれが〇ぬってことかー・・・)と思いながら目を閉じた・・
(ウッ・・なんかまぶしいな・・おれって〇んだんじゃないのか?)
そう思って目を開けると外にいたはずなのに天井が見えた
(ここどこ)「おぎゃおぎゃ」
うん?赤ちゃんの声がする・・というか今おれがしゃべったと同時じゃなかったか?まさかおれか?疑問がいっぱいありすぎて頭がいっぱいいっぱいになっていったので
(物は試しだ!!何か言ってみよう!!)そう思ってこう言った
(おはよう!!)「おぎゃーーー」
まじか~~~~これおれだ・・おれの声だ、それならいま思っていることを全力で言ってみるとするか!!
(ここはどこ~~~今の状況どういうこと~)
「おぎゃーおぎゃーおぎゃーおぎゃー」
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