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プロローグ

ただ無感情に、自分に与えられた役割に徹するのみ。

それが私の存在価値。

それが私の生きる意味。

それが私が必要とされる、たった一つの理由。


こんな生き方に意味はあるのか。

疑念を抱いていた時期もあった。

だが、希望と絶望の間を行き来するにつれて、徐々に考えることをやめ、疑うことをやめ、ついには何かを感じることすらなくなった。

今はもはや、目の前の現実を受け入れるだけ。


「時間です」

いつからだったか、数えることもしなくなった。

それは、何度目かの終わりの始まり。

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