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天下五剣の最強譚  作者: ザナスト
1/9

始まる前

「なぁ〜頼むよ〜お前らも一緒にやろうぜ〜ゲーム〜」


俺の友人のか湯野崎(ゆのざき)和彦(かずひこ)が今日もまたうるさい


「はぁ、執拗いぞ、これで二週間目だ」


俺こと黒牙(くろきば)恭一(きょういち)はうるさい友人に吐き捨てるように言った


「…貴方もこりませんね」


俺の隣にいた黒鉄(くろがね)零子(れいこ)は呆れるように言った


「ん〜、キョーくんもレイちゃんもやってみない?そしたら静かになるかもよ?」


和彦の味方をしている黒峰(くろみね)綾音(あやね)が俺たちに聞いてきた


「ゲームをするくらいなら五大家の名に恥じぬように鍛錬をする」


五大家、それは日本で帯刀を許され、国宝である天下五剣を授かる家を指す言葉。黒牙家、黒鉄家、黒峰家、黒宮家、黒花家の家で代々当主または次期当主が天下五剣を所持しているが今の代は異質であった。何故ならば黒宮家と黒花家の次期当主が天下五剣に認められなかったから黒牙家現当主黒牙恭一が童子切安綱(どうじぎりやすつな)三日月宗近(みかづきむねちか)鬼丸国綱(おにまるくにつな)を所持している。他は黒鉄家次期当主黒鉄零子が大典太光世(おおでんたみつよ)を、黒峰家次期当主黒峰綾音が数珠丸恒次(じゅずまるかねつぐ)を所持している。



「そんなこと言わずにさー頼むよ〜」


泣きそうな声ですがりよってくる和彦


「キョーくん、レイちゃん、このゲームね、すっごくリアルなんだよ。」


真剣な声で話してくる綾音


「何?」


「…」


「このゲームはね、ほとんどリアルなの、武器を振るうのにも己の技量が必要なの。だからねこのゲームをやれば現実では使えない技が使えちゃうの。」


「「…ほぅ(へぇ)」」


「だから2人もやろー、ね?」


「わかった、やろうではないか。だが、大丈夫なのか?」


「ほんとに!?やったー!…て何が?」


「己の技量が必要なのならば、この俺より上がいないではないか」


「ん〜、そこは大丈夫かな、スキルでも一応補正は入るからね」


「ふっ、そうか…楽しみだ」


恭一の目が獣のようにギラギラしている


「「うわぁ恭一様キョーくんが本気だ〜」」


「よし、零子買いに行くぞ」


「は、はい!」


恭一と零子は先に歩いていってしまう


「ふふふ、楽しくなるな〜」


「お前も悪いやつだよなー綾音〜」


「ん〜?なんの事かなー?」


「あいつら誘ってなんか企んでんのか?」


綾音は優しく笑って


「そんなわけないじゃん、ただちょっとだけ武の天才がどんなことをするのか気になっただけだよ」


「はっ、そうかよ」


和彦と綾音は2人で帰路についた




数日後



「ようやく届いたのか」


恭一は自身の部屋に届いたカプセルベットを見ながら呟いた


「さてとさっさと設定して始めるとするか」


恭一はカプセルに入り、ゲームのための準備をするのであった








────────────────────

人物紹介


主人公


黒牙恭一 17歳 男


身長185cm 黒髪短髪 黒目


五代家の一つ黒牙家の現当主。生まれながらにして武神に愛される武の天才。どんな武器でも全て扱え、全てが達人を軽く凌ぐほどの腕前をしている。武器の声が聞こえ、その武器の力を120%使える

天下五剣のうち三本を所持している




幼馴染1(ヒロイン?)


黒鉄零子 17歳 女


身長165cm 黒髪ポニーテール 黒目


五大家の一つ黒鉄家の次期当主。驚くほどの才は無いが努力により天才を追いかける者。言うなれば努力の天才。基本余り喋らないが恭一といる時だけはよく喋る。とても強いのだが身近に天才がいたためそれに気づいてない。天下五剣を一本所持している。




幼馴染2


黒峰綾音 17歳 女


身長170cm 黒髪ショート 黒目



五大家の一つ黒峰家の次期当主。物事大抵感覚派の秀才肌。コミュニケーションは得意で誰とでも仲良くなれる。人には見せないが裏で努力する人。腹には秘めた黒さがある。天下五剣を一本所持している。




腐れ縁


湯野崎和彦


身長176cm 茶髪 黒目


刀を所持している恭一に臆せず話しかけてきた精神つよつよの人。

ワガママな部分もあるが基本的には良い奴。ゲームが大好きでレトロな物から最新の物まで色々やっている


これから不定期に更新していくつもりです

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