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自宅警備員は意外と強いようです?  作者: 健ちゃん
第1章 乳児期編
8/12

第8話 レベルアップ祭り?

あの悪寒があった日から10日経ち…つまり、生まれてから25日目の今日、やっと望んでいたレベルアップまで後2時間になった。


この10日間は特にイベントもなく、ダラダラしながら身体強化や魔装、アポートの練習をして鍛えていた。それでもとても暇だったが…。


さて、後2時間ダラダラしますか!

ダラダラー、ダラダラー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

あれから2時間が経った。

さてさて、確認しましょうかな?

『ステータス』


――――――――――


Name:アルフ・リ・ニト

年齢:0歳

性別:男

職業:自宅警備員

固有スキル:合成I(0/100) 成長率10倍

スキル:自堕落Ⅱ(0/30) 説明書


レベル:9(0/2560)

HP:1280

MP:2560

SKP:30

Luk:1000


――――――――――


さてさてさーて、自堕落のランクを上げようかなー?ホーアチャー!


自堕落Ⅲ(0/100)

家でだらしなくすると経験値を獲得するスキル。

1分+10EXPする。

ランクが上がれば経験値が増える。


ん?貰える経験値増えてなくね?…あっ!1時間が1分になってる。


あれれ?…なら説明に書いてあるこの《ランクが上がれば経験値が増える。》ってあってなくね?うーん…そういうことか!1時間に変換すると+600EXPだし、確かに経験値が増えるわ。


…にしてもランクを上げるのに必要なSKPが2倍から約3倍になってやがる。次にランクを上げれるのは…レベル:29?…ちょっとおかしくね?


今、紙に書いて計算してみたら26億8435万2000EXPくらい必要になってるんだけどさ、このまま自堕落だけで経験値を稼ぐなら447万3920時間…つまり約511年間必要って…俺死んでんじゃん!


えーまさかと思うけどレベルアップに必要な経験値が2倍ずつになるのって俺だけ?だって普通の人でも俺と同じ経験値だったらレベルアップ全然できないよ?


泣いていいかな?…ていうかぜってぇーあの転生神が細工したからこうなってんだろーな。何?こういうーイジメが神達の間で流行ってんの?


泣きたくなるからマジやめて!…ボーナス用意してるよな?な?じゃないと俺が死んだ時に絶対ボコボコにしちゃるわ。


はぁー。もう諦めよ。確かレベル:10になれば自宅警備員の新スキルが手に入るはずだし、頑張ってダラダラしますかー。次は4時間と16分か。今日中にはレベルアップできるなー。さてと、しますかー。

ダラダラー、ダラダラー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

4時間と少しが経ちましたー。さて、どうなったか?

『ステータス』


――――――――――


Name:アルフ・リ・ニト

年齢:0歳

性別:男

職業:自宅警備員

固有スキル:合成I(0/100) 成長率10倍

スキル:自堕落Ⅲ(0/100) 説明書

new♪必要経験値10分の1 取得SKP10倍 模倣眼


レベル:10(0/512)

HP:2560

MP:5120

SKP:5

Luk:1000


――――――――――


うわぁー自宅警備員ってヤバイな。何この新スキル。メッチャタイミングがいいんだけど。説明はっと…。


必要経験値10分の1

所持者の必要経験値を10分の1にするスキル。

なお、このスキルはランクが上がらない。


取得SKP10倍

所持者の取得SKPを10倍にするスキル。

なお、このスキルはランクが上がらない。


模倣眼

対象のスキルを模倣し、獲得するスキル。

ただし、固有スキルは模倣できない。

対象の固有スキルとスキルを確認することもできる。

なお、このスキルはランクが上がらない。


最初の2つはともかく最後の模倣眼はやべぇ。

器用貧乏になるかもしれないけど色々とできるようになるし、相手の固有スキルとスキルを確認できるから対応策を練ることもできる。ある意味チート?


自宅警備員のスキルには全然思えないな。

次も新スキルが手に入るのだろうか?


見てみるか…ほいよっと。


自宅警備員

レベル:1でスキル自堕落と説明書、

レベル:10でスキル必要経験値10分の1と取得SKP10倍、模倣眼を獲得する。

レベルが上がれば新たなスキルを獲得する。

次はレベル:20


まさかの10刻みのスキル獲得。これは興奮し過ぎて…《ズキューーーーン!!!》してしまう。


まぁ冗談は置いといて、レベルアップも少し楽になったし、ダラダラしますかな?後6時間あるし。

ダラダラー、ダラダラー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

6時間経ったけどあれ?そういえば、レベルアップしてんじゃね?どうなったんだろ?

『ステータス』


――――――――――


Name:アルフ・リ・ニト

年齢:0歳

性別:男

職業:自宅警備員

固有スキル:合成I(0/100) 成長率10倍

スキル:自堕落Ⅲ(0/100) 説明書

必要経験値10分の1 取得SKP10倍 模倣眼


レベル:13(16/4096)

HP:20480

MP:40960

SKP:155

Luk:1000


――――――――――


うわぁーお。流石にこのステータスは引くわ。5桁になってるし、もうバケモンじゃね?

いやいや流石にそれは…ないよね?ね?


あはは〜はぁー。もういいや。さて、自堕落のランクを上げますかな?とりゃー。


自堕落Ⅳ(0/500)

家でだらしなくすると経験値を獲得するスキル。

1分+100EXPする。

ランクが上がれば経験値が増える。


まぁ大体予想はしてたよ…。確かに楽になるけどさ、これ以上はヤバくないか?次にランクを上げれるのはレベル:22やし、この調子だとすぐなんだけど?


うぉーもう気にしない!絶対に気にしない!さぁもう今日は寝るぞ!お休みー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

おはよー。よく寝たーわ。今日も夜までダラダラしますかな?今回は何レベル上がるかな?

ダラダラー、ダラダラー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

12時間ぐらいかな?さてさて、どうなったかな?

『ステータス』


――――――――――


Name:アルフ・リ・ニト

年齢:0歳

性別:男

職業:自宅警備員

固有スキル:合成I(0/100) 成長率10倍

スキル:自堕落Ⅳ(0/500) 説明書

必要経験値10分の1 取得SKP10倍 模倣眼


レベル:17(10576/65536)

HP:327680

MP:655360

SKP:255

Luk:1000


――――――――――


うわっ4レベルアップかよ。しかも6桁。もうなんとも言えないな。もう涙も枯れたよ…。


…にしても段々と見にくくなってきたな?変えれんのかよ。HP:32万7680みたいな感じにできへんの?


【ステータス表示を変更致します。】


ん?なんか聞こえたような?


気のせいか。さてと、そろそろ寝るかー。お休みー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

おはっす!今日もいい天気っす!…って俺はこんな奴じゃない!俺はもっとクールだ…と思いたい。


さてさて、今日もダラダラとしたい所だが段々とすることがなくなって暇。もうステータスでごり押しできそうだからな。


魔力が潤沢過ぎて無属性の魔法を使うと強化されまくりでヤバ強になるし、魔力の制御練習をしても簡単過ぎてやることない。


もう横になってゴロゴロするしかない。


…エル!こっち来て!


「あう!あぅあぅぅ!」

「どうしたのじゃ?主?」


念話を早く!


【これでよいのじゃ?】

【オケオケ。早速やけど…することないから無属性の魔法教えてくれ。前に教えてもらった魔法はもうできるから暇なんなん。】

【そうじゃのぅ?攻撃系はここじゃできないしのぅ、防御系かのぅ?主?魔障壁はどうじゃ?】

【魔障壁?面白そうだし教えてくれ。】

【分かったのじゃ!魔障壁は眼前に魔力で壁を作るような感じにすればできるのじゃ!】

【分かった。】


そうか。んじゃ早速やってみるかな。ほいっと。


おおーこれ結構硬いんじゃね?身体強化と魔装を使って1割程度で殴ると…パリン!


…えっ?弱くないか?まぁ仕方ないか…作ったばっかだし、そこまで魔力も込めてないしな。


「おっ、できたようじゃのぅ?なら変身はどうじゃ?変身は体を魔力で覆ってなりたい姿を想像すればできるのじゃ!今回は…我の姿はどうじゃ?」


やってみるかー。まずはエルに俺をベビーベッドから出してもらう。そして魔装の要領で全身を魔力で覆いエルの姿を思い浮かべ…へーーんしん!!!とうっ!


「これでいいか?あっ喋れる?何故に?」


身長がエルと同じ高さになり、声も女性のような声になったな。少し股辺りがスースーする…。


「そんなの簡単じゃ!我と同じ姿なのじゃから喋れるのじゃ!これで今後が楽なのじゃ!」

「おいおい。エルが楽したかっただけかよ。」

「ち、違うのじゃ!変身があれば色々と便利じゃから主に覚えて欲しかっただけなのじゃ!」

「はいはい。分かったから次は何の魔法教えてくれるんだ?ほらハリーアップ!」

「うぅ。分かったのじゃ。次は…そうじゃのぅ、探知はどうじゃ?魔力を薄く広げるようにすればなんとなくできるはずじゃ!」


探知か…。魔力をうーってやってぱっ!探知っと。


「…おっ誰か来たようだな?あーこれどうやって説明すればいいんだ?エルが増えた感じだしな。」

「できたようじゃのぅ?…説明は多分なんとかなるのじゃ!ファイトじゃ、主!」


適当かよ。あっ足音が聞こえてきたな…。


「ニト様ー掃除に参りましたよー?…あれれ?何故にエルちゃんが2人に???」


あっメイドだ。


「あー俺、ニトだけど?今魔法で変身中かな?」

「そうですかー。…ってなんでー!この頃は何もなくて安心してたのにー!またですかー!!!」

「母さんに言いに行かなくていいの?」

「あっ!そうだった!ニト様?そのまま何もしないでくださいね!今から王妃様をお呼びしますので!」

「あっちょっと!」


メイドは走り去っていった。少し慌て過ぎじゃない?


「フランチェスカはいつも通りじゃのぅ?」


フランチェスカってあのメイドの名前だったんやな。


「さてと、主!変身の維持はできるかぇ?」

「簡単、簡単。魔力は余裕だし、制御もスムーズにできるしな。」


さて、待ってる間に魔障壁で遊ぶか。ほいほい。

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