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自宅警備員は意外と強いようです?  作者: 健ちゃん
第1章 乳児期編
11/12

第11話 スキル検証?

新スキル達を合成&破壊で合成してみようかな?

デスと世界地図とかどうよ?


――――――――――


合成&破壊


合成


デス×世界地図

=死界地図


――――――――――


怖ッ!死界地図って何!?俺って地図見るだけで殺せるようになんの?


誰だよ、その危険すぎる奴は!

…俺だった。てへっ♪


まぁそれは(この世の果てに)置いといて。

リバイブとダイスの合成&破壊をしてみよう。


――――――――――


合成&破壊


合成


リバイブ×ダイス

=残機ダイス


――――――――――


うん?ちょっと意味分かんないんだけど???


混乱中…正常化中…成功。


ふぅー。まぁ1回は説明を見ないとな…。


死界地図

死の世界にいる対象を死界地図で指定し、召喚できるスキル。

世界地図を見ることもできる。


残機ダイス

ダイス振り、指定した対象の残機(=死んだとしても生き返る回数)を増やすことができるスキル。

対象を自分に指定することもできる。

同じ対象には使えない。ただし、自分には3回まで使える。


うーん?逆に弱くなってない?

死界地図はデスの効果ないし、残機ダイスはダイスの効果がなくなって残機を増やせるだけでしかも自分以外には1度だけしか使えないじゃん!まぁそれだけでも充分かもしれないけどさー。


今回の合成&破壊は失敗だったかな?そのままにしとけば良かったー。


あーもっ!うじうじしてても仕方ない!諦め肝心だから諦めよう。スッパリとね!


合成&破壊で続けようっと。何かあるかなー。

これはどうだ?


――――――――――


合成&破壊


合成


腐炎&氷蝕×狂剣術

=付与剣(3)


――――――――――


おおー。いい感じなやつできたんじゃね?説明。


付与剣(3)

腐炎と氷蝕、狂乱を付与した剣を作り出すスキル。

所持者には腐炎と氷蝕、狂乱の効果は及ばない。

本数は所持者の魔力次第。


これは中々に〜いいですね〜。二刀流以上ができるぞ?何刀流までいけるかな?今度やろう♪


他にはなんかあるかな?

…特にないし今日の所はダラダラしよー。


いつも通りだったわ…。


ダラダラー、ダラダラー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

うー!今日もよくダラダラしたわー。レベルも上がりにくくなってきたから最近暇だなー。


早く大きくなって冒険してー。ダンジョン行きてー。


ダラダラしてる間にエルや母さんにこの世界のことについて聞きまくったから色々と楽しみなことがあるんだよなー。


ダンジョンとかー、冒険者ギルドとかー、神の祝福とかね?楽しみだ〜♪


前世は童貞だったし、今世は脱童貞したいーな!

王女様とかー、宿屋の女の子とかー、異種族とか。

遠いなー。後何年かかるんだろー?


プレイボーイに俺はなる!…いつの日か。


そろそろ寝ないとね?身長大事。コレ絶対!

前世が低かったとかじゃないんだからね?


そういう事なので…お休みー。スピー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

おはよー♪今日もいい天気♪よく寝たから気分爽快♪


さてさて、今日もダラダラとしていたい所だが…なんだこの状況は?


起きたら母さん、父さん、兄さん達、挙げ句の果てにはあの執事までが俺の部屋にいて俺を覗いとる。


キャッ!覗かないでよ、この変態共!


…なんてね?それよりもどうしているんだ?


「おっどうやら起きたようだね?」

「そうみたいね?」

「「「ニトー!」」」

「おはようございます。ニト様。」


おっはー。早く内容プリーズ。


「なんでみんなが集まっているかって?それは…。」


それは…何?


「ただ単に癒されたくて集まったんだよ。偶然に。」


それ…だけに?イジメかな?


「お父さんは仕事の合間にね?」


父さんは休憩時間かな?


「お母さんは騎士団の訓練の合間に〜。」


母さんは騎士団の団員達を休憩ボコボコかな?


「私とゼン、クレミナはネーア学園で事件が起きてその捜査の為に今日は休みなんだ。」


兄さん達は可哀想だなぁ。学園で事件って。

後、学園の名前ってネーア学園なんだな。


俺も行くことになるんかな?一応、高2までなら知識あるけど…歴史関連とかがヤバそう。異世界の歴史なんて覚えにくいってばよ。


まぁそこは成長していく内に覚えていくだろうし、未来の俺に任せる。


「私は皆様がニト様のお部屋に押しかけていくのが見えた為、何かお手伝いできることがないかと思いやってきました。」


執事、お前は本音を隠しとる。だって頰が緩みきっとるからな!どうせ私もニト様に会いたい!とか思って来たんだろ?…それは自意識過剰かな?


あーもーダラダラができない!めっちゃ見られてると全然できへんってばよ!


今日はダラダラもスキル検証もこれじゃできねぇな。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆

母さん達は満足して帰ってった。1〜2時間くらい居座られて疲れたー。はぁー。こういうのがたまにあるから赤ちゃん形態はつらたん。


さてさて、やっとスキル検証ができるな。

まずはエルに出してもらって、エルに変身してっと。


「さて、これで喋れるし動きやすくなったな。」


手を回してー、背伸びしてー、ニトの呼吸ー1の体操してーっと。これでよしっと。


「主、あまり我の姿でそういうことはやめてほしいんじゃが…。」


えっ?どれのこと?転生する前に見たアニメのパクリをしてみたやつか?


「はぁー。もういいのじゃ。それより今日はどうしたんじゃ?なんかするのじゃ?」

「今日は新スキルの検証したいんだけど…どっかいい訓練場所ある?」


危ないスキルが多いからなー。


「主の母君がいつもいる騎士団の訓練場はどうじゃ?あそこならうってつけなのじゃ!」


そうかー。だけど母さんがいそうで嫌なんだけど…。


「そう嫌そうな顔をするでないのじゃ。主の母君に我が聞くかえ?それなら主も安心じゃろ?」

「まぁ許可取ってくれるんならいいけど…。」

「それなら行くのじゃ!」


じゃー行こー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

場所は変わって俺とエルは騎士団の訓練場にやって参りましたー。


「ニトーーー!!!」


何故分かるんだ!?俺は今変身中だそ!?

ギャー母さんが走ってきた!速すぎ!?


「あ、主の母君!少し落ち着くのじゃ!主とはさっき会ったばっかりじゃろうてに。」


うわぁー母さんがエルじゃなくて俺の方に突っ込んできたー!!!マジでなんで何故分かるんだよぉーー!


「ニト、さっきぶりー!そんなにお母さんに会いたかったのぉぉーーー!!!嬉しいわぁぁぁーーー!」

「母さん、ちょい離れて!周りの目が恥ずいよ!」


騎士団の人達がね?むっちゃ驚いてこっち見てるよ?ほら早く!早く!離れて!お願いだからぁー!!!


「もう!ニトは照れ屋さんね?はい!離れたわよ?」

「もう!はこっちのセリフだから!」

「うふふ。本当、ニトは可愛いわね?それよりも今日はどうしたの?ニトが自らここに来るなんて珍しいことだし、スキルの検証でもしたいの?」


母さんはエスパーなのか?


「そ、そうだけど?新しいスキルの検証に広い場所が必要でちょっと騎士団の訓練場を借りたくてぇ…。

母さんお願いー!…ダメ?」


上目遣いで母さんを見れば、効果抜群なのですよ!


「はぅぅぅ!!!」


あっこれは効きすぎたかな?母さんが地面に倒れてしもたよ?だ、大丈夫なのか?


「も、もちろん!ニトが使いたいのなら好きに使っていいわよ!!!だけどお母さんも見てるからね?」

「別にいいよ。それぐらい。」


さてさて、まずは隅っこの方に移動して。

付与剣を使ってみようかな?付与剣っと。


まずまずは1本だけ出して、性能の検証かな?


付与剣の見た目は黒い炎と灰色の氷、紫色のなんかが螺旋状になっている剣かな?なんかカックイイ!


調べ方は…地面に適当に刺してみようかな?


「どおりゃぁぁぁぁぁあ!」


ズドォォォォォォォォン!!!


「力いれすぎたぁぁぁぁぁあ!」


訓練場全体の地面は俺を中心に蜘蛛の巣状にひび割れ、所々に黒い炎や灰色の氷、紫色のなんかがある。

一応誰も怪我はしていない。


「けほけほっ。ニト、何をしたの?」

「ごめん、母さん。ただ単に力の調整をミスった。」


みんな砂が舞ったせいで地面の様子には気づいてないはず?


舞った砂が晴れていき、地面が露わになると…みんなが地面を見ながら固まってしまった。


「おおーい、みんなどうしたー?」

「あ、主!やり過ぎじゃ!これじゃ訓練場を修理できないのじゃ!この炎や氷とかのせいでのぅ。」

「あーごめんごめん。」

「ごめんごめんじゃ済まないのじゃ!」


この炎と氷とかって俺の意思で消すことできないのかな?ぐぬぬぬ!


「あっ消えたな。これで後は地面直すだけだろ?」

「はぁー。」


む?なんだよ。そのやれやれってポーズは!


「地面を直すのにも時間がかかるのじゃ。そのせいで今日の騎士団の訓練はなくなるのじゃ。」

「あっ!か、母さん?ごめんなさい!!!」


まだ固まっている母さんにすぐに頭を下げる。


「えっ!あー別にいいわよ?今日はどうせ正午には終わる予定だったからね?」


ならいいかな?


「甘いのー主の母君は。」

「エル、甘くていいんだよ。本来は俺赤ちゃんだし。今は変身中で大きいけどな。」

「そういえばそうじゃったのぅ。」


まぁ赤ちゃんらしくないっちゃないけど…。


「もうすることないような気もするけど最後に少しだけやらせてくれない?」

「別にいいわよ。だけどあまり壊さないようにね?」

「はーい!」


さて、付与剣の本数は何本までいくかな?

付与剣ー!


できたら空中待機とかできないかな?持ってるのたるいし、ムムムームッ!


…あっでけた。これで安心だな。

できたら空中待機させていき、ドンドン作ろうっと。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

…作り過ぎたかも?今、2000本目いったんだけど。

みんなも凝視してるんだけど。


…やり過ぎちゃった?てへっ♪


「…そろそろやめておこうかな?」

「ニト?そのスキルは何?遠くから撃ちまくれば普通に国を落とせると思うわよ。それ。」

「えーっと、てへっ♪」


ほへぇー俺って国を落とせるのかー。


「はぁー。もういいわ。それよりもアレ消してくれないかしら?段々と国民から不安な声が聞こえてくるからね?後で説明するのが大変だね、お父さんが。」


母さんは地獄耳か何か?ここ城な。

後、父さんに丸投げする気だな。


「分かったよ。消去っと。」


消えろと念じれば消えるけど、声に出した方がカックイイよな?しかも普通に声でも消えたよ。


「それじゃ部屋に帰るね?もう夕方だし。」

「あら?もうそんな時間?」

「じゃあね、母さん。」

「バイバイなのじゃ!主の母君!」

「バイバイ!ニト!…とエルちゃん。」


俺とエルは騎士団の訓練場を後にした。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

付与剣の検証はできたし、満足かな?できるなら死界地図も試してみたかったけど。

死の世界にいる強そうな奴と母さんを戦わせてみたかったなぁー。…母さんが勝ちそうだな。


さてさて、寝る時間までダラダラしてよー。

ダラダラー、ダラダラー。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

さて、そろそろ寝る時間だし、お休みー。

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