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通学路  作者: Nikkun
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いってきまっす。

こんにちは。小説初心者Nikkunです。できるだけ、コンスタントに書いていきたいと思っています。


なつかしさとか、そういうものを感じてくださればうれしいです。


あなたの通学での思い出はありますか?良ければお教えください。ご意見や、ご感想などお待ちしております。

いってきます。深い紺色のドアがある。ママに今回も、行ってきますっとだけ返事をする。アジサイの季節が過ぎ、テンションが上がってきた。あつい、傘から日傘への乗り換えをしたいところだ。服装も冬服から夏服に変化する。短い服は楽。いいね!だけどそれに従って気温も30度近くになる。まじで熱い。










今日は日本晴れ。にほんか、にっぽんしらんけど。晴れはいいねぇ。外で遊べるから。とてもすきだ。このままもっと日本は熱くなるんだろうな。地球温暖化。赤信号みんなで渡れば怖くないってね。








あっちぃっていう言葉が独り言ででる。


まだ朝のはずだ。まだまだ、過ごしやすいんだろう。午前中の過ごしやすさは午後には完ぺきに消え去るのだろう。






さて、ここから30分だ。まずはそこに行かなくてはいけない。駅。ヒヨコちゃんを鳴らしに行こう。


まっすぐ、進んでいく。三角の敷地を持つ家があって、そこには立派な松がある。いいねぇ、ここの息子さんは中学生だそうだ。中学生というものは、どんなものなのだろう?僕たちより大人なのだろうか?同じ小学校ではないから、友達になることがない。あぁ、ここら辺には友達がないんだよなー。あまり友達との接し方がうまくないのはそのような経験がないからだろう。


経験って大事。






よーちえん。みんな仲良くする。みんな仲良くする。なかよくしろ。仲良く。


そう習った気がする。




自分を消してできるだけ笑顔でいることを思いついてからしばらく。慣れちゃった。できるだけ自分の悪口や妬みなどには表面上気づかずに鈍感でいること。そうすれば、誰も困らない。うまくやろうとしてきて、毎日楽しいことが多くなった気がする。






おもしろい。人間観察することは楽しいと最近になって思うようになった。いろんな人と交流してみようとも思うようになった。








幼稚園を抜け、そのまま歩く、今日は火曜日だ。燃えるごみを出さないといけない日。ゴミ捨て場の近くを通ると生ごみのにおいがする。鴉めやりやがったな。










自転車通学は小学生は原則禁止。そのため、他の市にいるにもかかわらず自転車で通学できない。駅まですら。なんでやねん。全くわからん。






美容院の横を抜けて、トライデントを左に行く。お総菜屋さんがある方だ。帰り道は、とてもおいしそうだなって見てしまう。ま、塾も行ったことないので帰るの5時ぐらいなんだけどね。








毎週水曜日だけ6時間授業で、それ以外は5時間授業なのでめっちゃいい。何がいいってはよ帰れる。タイムアップぎりぎりでシュートを決めるドラマにはまってしまう。水曜日以外は面白くって再放送を見てしまう。うん、まぁ話はよく分からんけどね。












てくてくてく。










今日も、家に帰ってからのことを考えながら学校に行く。


駅についた。意外にもロータリーには誰もいない。27分でたどり着く。いっつもこの時間。さて改札。




ぴよぴよぴよ。






左に行こう。階段の下りよう、右を向いて地下道をまっすぐまっすぐ。右に行って階段を、なぜエレベーターがないのだ。新幹線と駅の場所が別なのです。なんでやねん。どうなってんねん。








トイレの前を通り過ぎる。そしてそのまま右に向き下りの電車を五分ほど待つ。駅舎内に、屋根があるから問題ない。焼けなくてすむ。もうだいぶ黒いけどね。外で遊びすぎ。








いつもどうりに電車が来る。いい音だ。


ガタンゴトンってね。






おっと、いつもより奥に行ってしまった。ブレーキのタイミングが遅いんじゃね?おいおい運転手さんよー。 今日はいつもよりも人が多い、何かイベントでもあるというんだろうか?人が多くていつもよりもブレーキが利かなかったのか。スキーの時と同じで体重が増えるとダメなんだな。やめられないし、とまらない。












よっと、今日は最後尾で乗ったから降りる時は一番前だな。








あらあら、今日はおねーさん私服ですか。お仕事はないんでしょうかね。花柄のワンピースがよくお似合いです。そとを向いて立つ。席に座ると、他人の幸せを奪っているようでなんか嫌いなのだ。ほかの人が座れるのにそこに俺が座るのか。だめだね。








出発。ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン。






途中に見える海が、朝日に輝いている。対岸に浮かぶ島が幻想のようで悲しい。






次は~駅。~駅。今日の運転手は声が高い、老年の方だろう。ベテランの声だ。




空気の抜ける音の次には、数人のコンクリートを打つ足音が聞こえる。乗り込んでくる音が続く。ドアの仕組みがいまだによくわからん。空気圧なのかな?その割には外からの風が通れる隙間がある気がする。気にしたこともないか。おやおや、線路の向こう側にヒマワリが私にそっぽを向いてる。光輝く者には惹かれる。そういうものだよな。






次の駅まで近い。


プシュー。ガタン、ごとん、ガタン、ごとん。






優しいひととはどういうことを言うのだろう?優しい人になりなさいとはよく言われる。




がったん、がったん、ごっとん。




おっと、もう着いた。この駅に。学校のある駅だ。ハブられることはなくなったが、恐怖が付きまとう。


駅までの道で家に帰ってからのことを考えるのはそういうことかもしれない。








さてと、一番に飛び出し下へ下へ。改札を目指す。






改札で


ぴよぴよぴよ。






はいはい、子供です。なんで生まれたんだろうとか気になるし、死んだらどうなるんだろう。とか考えるお年頃です。




坂を上って、坂を下る。人生楽ありゃ苦もあるさ。




左に曲がろう。そして、横断歩道。ピッポ―、ピッポ―。


おはようございます。警備員さん。






まぁ、行ってきます。



こんにちは。小説初心者Nikkunです。できるだけ、コンスタントに書いていきたいと思っています。


なつかしさとか、そういうものを感じてくださればうれしいです。


あなたの通学での思い出はありますか?良ければお教えください。ご意見や、ご感想などお待ちしております。

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