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通学路  作者: Nikkun
3/6

いってきます、いってらっしゃい

もうすぐ春ですね。ちょっと、おどってみませんか?

いってきます。今日の扉はいつもより重い気がする。傘忘れないでね、という母の言葉にハイ。とだけ返事をして扉を開けた。アジサイの季節になると雨も多くなるものだ。あーあー。学校行きたくねぇな。




今日の天気は雨、一日中雨みたい。

こういう日は、パパが送ってくれる。



いつも通っている道の横にある車道を通ってくれる。いつもよりは、距離的には遠回りだ。だが車、さすがだ。サラマンダ〇より、、なんだっけ?まあいいか。



ありがとー。行ってきます。とだけ言って降りる。うん、銀色の車はとてもきれいだ。自由っていうい意味の英語らしい。ふーん。よくわからんが。




傘をさして駐車場から駅舎に向かう。改札のところに来て、傘をはずす。



きょうもきょうとてぴよぴよぴよ。



ICカードに変わらないかな?

車できたから電車まで十分な時間がある。まじでらく。授業中に眠たくなることもないだろう。




さてと、何人か降りてきた高校生とすれ違いながら自分が乗る電車のホームへ行く。でも階段を上る足が鉛のようだ。あーあ、学校に行きたくない。まぁ、俺には権利があるから行くのだ。行かないとママやパパが義務を果たせないから。いっても、また誰かを回してはぶる順番が回ってくるかもしれないだけだ。自分で何とかしなければいけない。ママやパパが入ってくると、とてもめんどくさいし相手の子にも迷惑が掛かってしまう。なんだろう?権力欲というものは子供でもよくあるんだな。徒党は組むものだ。それにしても行きたくはない。水たまりが大きくなっていく。電車の到着音がいつもよりもうるさく聞こえた。






さて、今日も今日とて一両目の一番後ろ。ガラケーで必死にお兄さんが何か書いている。身長が高かったら画面まで見えたかな?ケータイもちたいな。



ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン。



家が後ろに飛んでいく。前に見える海が深い。



次は~駅。プシュー。

いつもより電車に乗ってくる人が多い。なんでみんな通路に立たずに出入り口のところに立つんだろう?

よくわからない。まあいいけど。他人の嫌なことばっか目に入ってくる。



ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン。



次の駅まではすぐ近い。次は~駅。まじありがたい。



プシュー。


はぁ、今日は歩いて降りよう。うん。ていうか低血圧かな?



うん、あまりそれからどうやって学校に行ったかは覚えてない。


なんか、傘が重かったな。



























こんにちは。小説初心者Nikkunです。できるだけ、コンスタントに書いていきたいと思っています。


なつかしさとか、そういうものを感じてくださればうれしいです。


あなたの通学での思い出はありますか?良ければお教えください。ご意見や、ご感想などお待ちしております。

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