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いじめによる自殺のその後

作者: お市

完全な私的見方です。

意見、反論あると思います。

荒らしは無いようお願いします。


今までいじめは関係ないと言われていた自殺が、いじめによるものだったと判明した。


教育委員会は1年以上経って自殺した子の両親に謝罪。


それを今更と、憤りを見せる両親。




これだけだと教育委員会が悪者に見える。

だが、本当に教育委員会『だけ』なのだろうか?


確かに教育委員会も悪い。

真相を明らかにするという『仕事』を失敗したのだから。



でも、テレビは仕事を失敗した事に文句を言っているようには見えない。


では何に?

いじめを『隠蔽』した事でしょうか。


そもそも『いじめ』はどこから?

『いじり』と『いじめ』の境界線は?

『区別』と『差別』の境界線は?


そもそも人間は個々に思考能力を持っているから完全に分かり合う何て無理。


これを言い出すと切りがないから、バッサリとまとめると、

『いじめを完璧に無くすなんて不可能。

どうしても無くしたいなら全員に感情抑制装置でも付けるしかない』

っと、私は考えています。



集団で行動しているのだから強者がいれば弱者もいる。

全員でお手て繋いて1位なんて出来やしない。




さて、話は戻りまして、

私は以上の事を持ちまして、教育委員会の判断は『隠蔽』では無く『集団において起きる事が起こったという認識』だと思います。


つまり、認識の違いが出たと言うことです。


認識が違う人に分かれなんて無茶な話です。

まあ、仕事なのだから理解しなければならないという反論はあるかも知れませんが、ヤラれたことない奴がヤラれた奴の感情を完全に理解するのは無茶でしょう。


よって、教育委員会は悪者ではない。



では誰が悪者か?


いじめを受けた子?被害者だ。

いじめをした子?集団において、強者になろうとするのは当然だ。確かに度合いを間違えた。だが、それは悪か?


そもそも悪者は居るのか?


みんな間違えたり、失敗した結果だ。

では1番失敗したのは誰か?



私は自殺した子の両親だと思う。






自殺しようと考えた事がある人は分かると思うけど、結構勇気がいる。

腕にナイフで傷つけるだけ、屋上で一歩歩くだけ。

でも、自殺するんだと思うとなかなか出来ない。


私が自殺しようとした時、私は木工用のナイフを持って学校に行った。みんなの前で腕を切るか、みんなを切ってから自分を切るか。

どちらかにしようとして。

でもしなかった。

ナイフに手はかけたが、自分が行動を起こした場合、その後に家族が迷惑を受けると理解していたから。



私は自分の経験からいじめで自殺する人は愛情が不足しているのだと思っています。


でも、テレビに映っている両親は自分達の愛情不足とは考えていなさそうです。

それともテレビで流れていないだけでしょうか?

もし、そうならすみません。


私がいじめられていた事はおそらく両親は気がついていたでしょう。

私はいじめられていた事は言いませんでした。両親も聞きませんでした。

でも母は何も言わず抱きしめてくれました。

父はヤラれたらヤり返せとか、聞いてもいないのにパンチの打ち方とか、関節技とかを教えてくれました。


私は両親からの愛情を受け、自分なりにいじめに対する対策を考えました。



背中にこっそりと悪口を書いた紙が貼られたときは堂々と廊下を歩き、先生に見つけさせ、

靴が無くなった時には学校中を探して会った先生全員に靴が無くなった事を伝え(便器の中より発見)、

本を破られた時は金額を大声で言い弁償を要求。


そんなことをしているうちに私へのいじめは無くなりました。



自殺に使う勇気をいじめを止めさせる勇気に。


それは周り、特に両親次第だと私は思います。




蛇足

いじめの止めさせ方ですが、小さな反論や、個別で先生に言うでは意味はほとんどありません、むしろ悪化の可能性が高いです。

なので、いじめの質にもよりますが、小中学校では見せしめが、有効的だと思います。大勢が居るところで言い逃れが出来ない状態で、現状を淡々と矛盾が無いよう、相手に考えさせる暇なく、正論を言う。

なかなか難しいですが、これが1番よく効いたと思います。




あくまで、考え方1つで全部変わってしまうという話ですね。

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