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Colorful Onion.
真っ白な顔が
空に向かって整列してる
どこへ向かう
まるで夏を悲しむ様に
青臭い理想をしゃべり続けて
泥臭い
丘の上から地面を眺めて
赤とか
青とか
黄色とか
時々緑や
紫の
色とりどりの顔に向かって
僕は君とは違う
真っ直ぐに伸びたエリートなんだ
誇らしげに
喋り続ける
喋り続けた晴れやかな顔は
まるで花火のように輝いて
君が何者なのかなんて
見ている人は忘れそうになるけれど
君は知らない
実は君の顔が
白じゃなく
紫色にもなるってことを
それでも僕は知っている
どんな色をしていたって
君の出す匂いは
どこまでも青臭い
タマネギの香りがする
