49.ねことまな板と「飞机场」
最近、名言迷言バトンが流行っていますね。というわけで今回は、私が感銘を受けた名言をご紹介したいと思います。
「性欲があるならまだ大丈夫」
お酒と女性をこよなく愛する恩師ならではの名言です。エロいことを考えて興奮するなら問題ない。寝られない、食べられない、性欲すら湧かなくなったら病院に行けと言うことでした。
ちなみにこの発言の前後には、「それにさ、死ぬ気でやっても、たいてい死なないから」ともおっしゃっていらっしゃいましたっけ。なんとも素敵な先生でした。(教養的下ネタからただの下ネタまでR18発言が多かったので、セクハラ防止委員会のイエローカードがネタとしてしょっちゅうデスクに貼られていた先生です)
「胸は大きさではなく感度」
こちらは尊敬していた上司の言葉。顔はイケメンではないはずなのですが(失礼)、行動がイケメンで、女性にモテモテのお方でした。(なお、私とはもちろんそんなラブな展開は訪れておりません)感度が悪かったらどうするかって?えっと、その場合はですねきっと練習あるの……(自主規制)
最後に迷言をひとつ。
「たこ焼きは、たこが入っていなければ至上の食べ物」
会社の先輩の言葉です。このかた、好き嫌いが多すぎて、しいたけにネギに、イカにタコに、何でも避けて食べてましたっけ……。でもやっぱりこのかたもモテてました! 綺麗なおねえさんたちは、好き嫌いするその姿すら「可愛い」と思っていたのかもしれません。うん、気になる。
さてせっかく中国語のエッセイですので、きょうはおっぱ◯談義といきましょう。なお、この手のシモい話は前にも「23.兄か弟か、それが問題だ」でやっておりますので、アホネタがいける方はそちらもどうぞ。
日本語だと『母乳』も女性の『胸』もどちらも『おっぱい』という同じ言葉になりますが、中国でも共用できる言葉があります。『奶』という言葉は、女性の『胸』という意味でも使いますし、『母乳』という意味でも使えるそうです。なお牛乳は 『牛奶』です。つまり、『奶』は「乳」なんですね。ちなみに、『乳房』だと女性限定ですが、『胸』だと男女問わず使えます。
それから、よく赤ちゃんが『おっぱい』のことを『ぱい』と呼んだりしますが、これも似たようなニュアンスの中国語があります。それは『咪咪』です。小さい子が言うと可愛いですけど、成人男性が言うのはアウトなヤツです。
まあ日本語の『おっぱい』も日常生活で男性が女性に使ったら、セクハラになる可能性高いですもんね。ちなみに私の使えない日中電子辞書によれば、『咪咪』とは猫のことだそうです。猫といえば、『猫』かと思っていたのでびっくりしましたが、『咪咪』だと、『にゃんこ』という雰囲気のよう。
じゃあおニャン子クラブを中国語にすると、『咪咪俱乐部』になって、それは人によっては『おっぱいクラブ』に聞こえるということでしょうか。一気に蒲田あたりにありそうな、おっパブ系の名前になりますね。さすがは秋◯プロデューサーです。
さらなる無駄知識をあなたに。知ってますか、中国では胸が全然ない人のことを『飞机场』(=飛行場)と言うんですよ。
ひどい! 何てひどいんだ! 日本語の『まな板』も大概ですが、『飛行場』なんて言われた日には立ち直れません。つまり『滑走路』みたいにお胸がないっていう表現、壮大すぎて涙が出ます。実は中国では、「飛行場選手権」というのもSNSで開催されていたりします。自虐ネタが目にしみるぜ……。その昔、目の前で彼氏におっパブに行かれたことのある貧乳石河がお送りしました。