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超空陽天楼用語集  作者: 大野田レルバル
技術について
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シュバイアルル

正しくは高エネルギー体シュバイアルル、というもの。鉱石のような形で採掘され、主に全世界で使われているエネルギー源である。

 少し力を加えるだけで莫大なエネルギーを得ることができるため世界で使われている。しかしそのためにその枯渇に秒読みがはじまっておりあと三年持てばいい方だと言われていた。

 事実このシュバイアルルの残量を巡って三度目の世界戦争が引き起こされている。このシュバイアルルは普通に使う分には無害だが巨大なエネルギーや破壊力を得ようと力を強くかけ過ぎた場合、アルル重粒子というものを排出する。

 その色は青色でとても美しく光るため見るものを引き寄せる。しかしその正体は環境を壊し、人体の命を奪い取るほどに凶悪な環境汚染物質であり、人体に触れた場合その人体はまず助かることのない重粒子病を発症する。それは白血病よりも辛く、癌よりも苦しい勝ち目のない戦いに挑むようなものである。影響があるのは人体だけでなく植物、更に水にすらアルル重粒子は溶け込むためそのうち全世界を埋め尽くすのではないか、とまで言われていた。

 第三次世界戦争の際にはこれが大量に使用された。そのため、南半球全体を一時期はアルル重粒子が覆うほどに広がってしまっていた。今現在は浄化によって少しずつではあるが減ってきている。

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