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強制消滅光装甲
ベルカの巡洋艦以上に装備されているバリアの一種である。敵のレーザー等エネルギー兵器に対しては全くもって作動することは無く、その辺は“イージス”に対してまかせっきりである。
“イージス”が防ぎきれない質量兵器を主としてガードするもので“イージス”と同じく機関の出力によって“強制消滅光装甲”の過負荷率が決定されている。ミサイル等が飛んできた際、薄いオレンジの菱形の集まりのようなものが蜂の巣のように展開される。
これは極限にまで薄く延ばされた“光波共震砲”の仕組みと同じものであり“光波共震砲”の超高熱を艦が纏っているため。その超高熱にさらされた質量兵器は輪切りにされたように先端から蒸発し、消滅していくことから“強制消滅光装甲”という名がつけられた。
ただし純鉄などのように本当に鉄の塊等に関しては効果が少し下がると言われている。“イージス”とは別系統での機関出力の為、“イージス”が使えなくなったからと言って“強制消滅光装甲”が使えなくなるわけではない。