ゲンハルト・ド・ツー・デバンズ
名前:ゲンハルト・ド・ツー・デバンズ
身長:178cm
体重:35kg
年齢:45歳→享年82歳
職業:サルバーナ王国の宰相
衣服:赤の文官服→迷彩服に防弾チョッキ
装備:スターム・ルガーMkⅡ、マカロフPM、スターム・ルガー ミニ14
特技:口頭術、口約束、外交
異名:骸骨、腹黒宰相、骨と皮、恐妻家の宰相
嗜好:煙草、酒、映画鑑賞
座右の銘:戦いにおいては決断、平和においては善意、勝利においては寛容、敗北においては抵抗
所属国:サルバーナ王国
勢力派:対内乱勢力(女王派)
要約:サルバーナ王国の宰相を務める男。
名門の出であるためか高圧的な態度に満ち溢れており、大の戦嫌いでも通っており将軍のプロイセンとは何時も喧嘩が絶えない。
しかし、プロイセンの実力は高く評価している面もあるが身分などに対しては厳格を通り越して偏見の域に達している。
先王ガルバーが行った戦により膨大な国費が嵩んだが、それでも国家破綻しなかったのは彼の高い才能だからと言われている。
鷹見徹夜を「得体が知れない」と言っては何かと偏見に満ちた態度を取りサラの不況を買っているが本人は正しいと信じている。
更に部下思いでもあり、プロイセンが部下の一人を糾弾しようとした時は真っ先に庇い立てしたが、それが内乱を引き起こす原因ともなった。
内乱が勃発するとヴァイガーへと逃げ込み、そこで自身の言動が原因と気付き一時は廃人同様に陥ったが後に復活してプロイセン同様に内乱を終える事に尽力した。
ヴァイガーで鷹見徹夜を前線指揮官に任命して自分はあくまで飾りの総大将として憮然とする事に徹した。
宰相であるが、軍に居た経歴は無い上に知識もまるで皆無という異色の宰相と知られている。
それを本人もコンプレックスに感じているが鷹見徹夜から「自分が得意とするのを伸ばせば良いだろ?」と言われて政治一筋になった。
内乱終結後は内政を一からやり直し地方出身者の者を多用して地方の声を聞く事に徹し地方の者たちとも心を通わせ始めた。
性格などが災いして40を過ぎた未だに独身だったが後に結婚をして子を儲け周囲を驚かせたと言われている。
プロイセンが亡くなった時は「喧嘩相手が死んだ」と呟いて泣き叫んだと言われている。
その2年後に彼自身も亡くなるが鷹見徹夜に今までの事を悔いながら亡くなったと言われている。
ランドルフの史記によれば「骨と皮だけの身体でよく生きてられる」と言われる程の体格だったらしいのだが、後に「“肉”が付いた」と書かれた。
この事から弱々しい者が逞しくなった事に例えて「肉が付いた」と言われるようになった。
また、どうやら名宰相と謳われた彼の功績は殆どが妻に尻を叩かれて行えた事だと後に判明して後々の世まで「恐妻家」の代名詞として使われる事になる。
ランドルフの史記でもこれは書かれており「尻に敷かれ続けている」と記されており子供たちからも「常に頭を叩かれたり殴られていた」と証言されている。
だが、史記では「夫婦仲は決して悪くはない。あれはあれで一種の愛情表現なのだろう」と推測されているし子供たちも「何だかんだ言って最終的には仲良くしている」と証言がある。
ランドルフの史記によれば癇癪持ちの性格と言われているが暴力は振るわないとも言われていたが1度だけ大勢の前で人を殴った事があるらしい。
それは鷹見徹夜が貴族に侮辱された時だったらしい。
彼はその貴族を殴り倒すと胸倉を掴み、こう言ったとされている。
『こいつはテツヤだ。タカミ・テツヤだ!サルバーナ王国とは縁も所縁も無い傭兵だ。その傭兵が我が身を捨てこの国を護ったんだ。こいつを侮辱する事は私を侮辱すると同じ事だ!!』
と言われたとされており彼の言葉が貴族たちを処刑する引き金となったとも書かれている。
そのため用意周到に事を運んだ末に行う事を「ゲンハルトの引き金」と呼ばれるようになったらしい。
座右の銘をチャーチルの座右の銘に変えます。