フィーナ・ドゥ・ツー・マレル
名前:フィーナ・ドゥ・ツー・マレル
身長:175cm
体重:58kg
年齢:23歳→85歳
容姿:黒髪に金眼
職業:サルバーナ王国の親衛隊騎士団長→サルバーナ王国第7独立親衛空挺連隊隊長、サルバーナ王国国王の第三王妃、侯爵
階級:親衛騎士団団長→中尉→大将
衣服:鋼色の鎧→迷彩服と薄青のベレー帽
装備:バスタードソード→78cmの同田貫、薙刀、AK-74(GP-30グレネードランチャー及びライフルパットを装着)、ドラグノフSVD→木製からプラスチックの部品に変更、コルト コンバットコマンダー(使用と儀仗)コルトXSE、ワルサーPPK
特技:剣術、乗馬、銃剣術、タイ捨流、関口派居合術
異名:偏見の塊、高飛車女、下種女、要らない荷物、親衛騎士団長、薙刀の女王、フィン
嗜好:乗馬、読書、鍛錬
座右の銘:最後の一兵となろうと任務を遂行する
所属国:サルバーナ王国
勢力派:対内乱勢力(女王派)
要約:サルバーナ王国の親衛隊騎士団の団長を務める女傑だが、自分は「選ばれた人物」という先入観から他者を愚弄する面がある。
聖騎士団を「選ばれた組織」と見ているが、内心では蔑んでおり民などにも高圧的な態度で臨むなどしている。
徹夜の事は「下種な傭兵」と称しているが、一度目は負け、二度目は市街で戦うも今度は腕の骨の関節を外されるという目に遭う。
更に三度目は地面に叩きつけられた上に刃を突き付けられるという醜態を民達の前に晒される事になった。
これにかなり激怒しているが、女王からきついお叱りを受けて出来るだけ会わないようにしている。
徹夜からは「高飛車で傲慢で偏見の眼を持つ小生意気な馬鹿娘」と称されており周囲もある程度は認めている。
後に貴族の裏切りでサルバーナ王国で内乱が起こると真っ先に鷹見徹夜徹夜を「スパイ」と断言して糾弾しようとするなど女々しい所がある。
更に見習い騎士で可愛がっていたレオン・ルソーが辞めた理由を鷹見徹夜のせいにするなど支離滅裂な部分がある。
これが経緯となったのか親衛隊騎士団の中で彼女に反発する者が多発し鷹見徹夜に浸透する者が続出するなどジレンマに悩む事になる。
女王であるサラからは「真面目だけど、融通が効かない」と評されており実力は高く買われているが性格面では買われていない。
徹夜を目の敵にしていたが、戦で敵の罠に嵌り窮地に陥った所を徹夜に背負われて味方陣営に戻ってから考えを改めるようになる。
更に亡き父と共に戦った鉄腕ヴィルヘルムから騎士の心得なども教えられて騎士として成長していき敵であった叔父であったと思われたが実は本当の父親であったヴィールングとも和解する事になった。
後にレオン・ルソーとも和解して徹夜の妻の一人となり軍事面で活躍して5大陸にその名を轟かせる事になった。
騎士としての性格を持ち合せながらも合理的な考えも持ち合わせるようになったらしく「騎士であり軍人」であると周りからは言われていたらしい。
また鷹見徹夜より先に病に伏せて亡くなるが、生前の罪を償う言葉を言っていたらしい。
最後を見取ったのは鷹見徹夜だけなのでどんな内容かは不明だが、鷹見徹夜はそれを許しそれを聞いてから死亡したと言われている。
ランドルフの史記によれば当初のフィーナに対する感情は悪感情しかなかった、と書かれており彼自身は「下種女」と最初は書いていたが、後には「要らない荷物」と更に悪感情を持っていた事が窺える。
理由として彼女の石頭が過ぎる事と更に言えば傲慢な性格が災いした事が理由として上げられる。
しかし、少しずつ彼女の環境や人柄、成長などを見て来てからはその感情を改め始めた、と書かれており最終的には「偏見の塊だったが、最終的には良い人間になった」と書き記している。
逸話に関しては最初の方こそ酷過ぎると思えるほどボロクソに詰っているが徐々に逸話は良い物に変わって来ている。
夫である鷹見徹夜から渡されたコルト・ガバメントの小型バージョンであるコンバット コマンダーを生涯の宝として愛用していたとも言われている。
また腹違いの妹であるマーズとは敵対関係であったが後に和解し共に鷹見徹夜の妻となり軍人として王国を支えた。
彼女が指揮する隊はミーシャ大尉が直々に鍛え上げた隊として知られており、名前も改め晴れて「精鋭部隊」として名が広まったとされている。