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神の娯楽の礎になって!  作者: 森明 太狐
異世界初心者・国内対戦編
3/6

3話  本格的に始めます

あらすじ


「異世界について先生に少し聞きました」

状況・王都の王立魔道学院→特別教室→講義を受けている

???「は〜い、まずは自己紹介からこのクラスの担任になった柳沢 晴香(やなぎさわ はるか)です。柳沢先生って呼んでくださいね?」

クラス全員「知ってるよ!!」

柳沢先生「はーい、それでは授業を始めま〜す」

秋兎(心の声)「なんでこうなった??確か昨日.....」

状況・秋兎の中で回想が入る

秋兎「柳沢先生ー!!わからないことがあるんですけど教えてくれませんか?」

柳沢先生「はい、何ですか?葉杉くん?」

秋兎「先生さっき()()()()()()()()って言ってましたけど、さっきの自己値(ステータス)以外に教える事ってもうないんですか?」

柳沢先生「.....いいえ他にもあります、私が教えてあげれる事は3つ、1つ自己値(ステータス)の事、2つ王様からの伝言、3つこれからの事、この3つ事を話すよう言われました」

秋兎「なんで、先生がそんなことを?先生が先に送られた事と何か関係があるんですか?」

柳沢先生「はい、私はここに来てもう一週間になります....その間にこの世界の基礎を学びました。」

???「一週間!?私達2時間くらいしか経ってなかったけど...あの神わざと時間ずらしたんじゃ...?」

状況・そう声を上げたのは佐藤 華蓮(さとう かれん)クラスメイトのうちの一人だ

柳沢先生「え!?あの子、神様だったんですか!?」

???「そっか、柳先あの時いきなり送られたから知らないのか....」

美鈴「あの制服着てた人、神様らしいですよ?自分で言ってたし根拠ないけど..」

状況・そう声を上げたのはクラスメイトの高橋 生間(たかはし しょうま)と美鈴だ

知明季「あのー結構話が脱線してるんですけど、柳沢先生?」

柳沢先生「あ、すいません王様からの伝言ですね..王様からはこう言われました人族(ヒューマン)()()()()()()()()()と。今|人族《ヒューマンはいつ魔族(デーモン)からの攻撃が来るかわからない状態で少しでも戦力を上げたい中、神からの伝言で私達が来ることを知ったとのことでした。そこで君たちに尽力を...してくれるなら衣食住などは保証してくれるらしいです」

舞意「現状、それ以外の道も帰り方もわからないかど」

状況・舞意の言葉に全員が顔を引きずる

秋兎「それしか道がないなら俺は賛成かな、賛成した方が衣食住の保証がつかないし」

感志「確かに、じゃあ俺も賛成だ!」

状況・乗り気では無いものの皆が賛成をする

柳沢先生「みなさん…それでは王様に伝えてきます少し待っていてください」

状況・先生がいなくなり30分くらいで帰ってきた

に行きます、少し待っていてください」

柳沢先生「それでは次にこれからの事ですがまずは衣食住ですが保証してくれるらしいですがその代わりに全員、王立魔道学院に転入してもらいます」

状況・秋兎の回想が終わり講義の最中

秋兎(小声)「で、なんで授業?」

知明季(小声)「そりゃあ、学院なんだし授業くらいあるでしょ?」

明(小声)「二人とも、真面目に聞かないと後悔するよ?」

柳沢先生「次に()()についてですが、魔力と言う言葉は総称であり意味としては2つに分かれます。それを魔気(エーテル)魔源(マゲン)と言います。魔気(エーテル)は世界に充満する、純粋で高濃度の根源的な力を指します、高濃度すぎるが故に生き物はまず使えませんそこで使えるように生き物が独自に進化し、体内で魔気(エーテル)を分解し最適化させることで使用可能になった魔力それが魔源(マゲン)です。つまり生き物が使用するのが魔源(マゲン)、逆に自然が世界に放ち行使するのが魔気(エーテル)です。簡単に書くとこうです」

状況・柳沢先生が黒板に以下のように書く

魔力←総称

魔気(エーテル)←自然が行使し世界に放つ力。

魔源(マゲン)←生き物が魔気(エーテル)を定着、個人の力の源泉。

柳沢先生「私たち生き物が魔気(エーテル)を使うには迷宮(ラビリンス)などで取れる魔性武具(アーツ)魔鋼鉱石(エーテル・クリスタル)を用いた武具、魔混武具(アーティファクト)を手に入れるしか方法はありませんが.....」

???「はーい、せんせーじゃあ魔源(マゲン)の使い方、主な例はありますか?」

状況・そう声を上げたのは星野 航(ほしの わたる)クラスメイトのうちの一人だ

柳沢先生「はい星野くん、もちろんありますよ。魔源(マゲン)は魔法と権能を用いた物の主に二つ、どれも使用時その魔法や権能を用いた物の個々に応じた量を勝手に消費されますが自分の魔源(マゲン)量が足りていなければ失敗、使用不可という形になります、そうですねせっかくなので魔法と権能のことも話しましょうか、魔法はその知識さえあればほぼ誰でも使用可能です、魔法は詠唱と魔法名を暗記し魔源(マゲン)量が足りていれば放つことが可能です、午後に実践訓練を交えると言っていたのでそこで試してみてください!!」

柳沢先生「次に権能、これは行使可能な特別な力の総称です権能は2つの分類に分かれています。核権能と補助権能です、核権能は能力(スキル)称号(タイトル)の根源的力で補助権能は核権能の効力を上げるなどの役割を果たします、またどちらとも系統に分かれており、核権能は言付系と言与系。補助権能は干渉系、特攻系、付与系、に分かれています」

状況・柳沢先生が黒板に以下のように書く

権能←使用可能な特別な力の総称

分類

核権能←能力や称号の根源的力

補助権能←核権能の効力を上げるなどの役割

系統

核権能(言付系、言与系)

言付系←起きる事、意味に言葉を付けた事

言与系←起こす事、言葉に意味を与えた事

補助権能(干渉系、特攻系、付与系、)

干渉系(操作、支配、管理)

特攻系 耐性類(軽減、減少、無効)、攻撃類(増加、補正、封殺)

付与系(状態異常、呪法、病法)              

柳沢先生「次に能力(スキル)称号(タイトル)の事だけど.....」

状況・そう柳沢先生言おうとした瞬間チャイムがなる

柳沢先生「それは午後の授業にしましょう」 

状況・生徒たちがそれぞれ立ち上がる

美鈴「秋兎、今暇?」

明「俺らと、昼休みを使って学校探検しない?」

状況・そう言って美鈴と明が秋兎に話しかける

秋兎「それって拒否権あるの?」

美鈴「ない」

明「ない」

状況・二人とも一斉に言う

状況・3人で談笑しながら廊下を歩く

秋兎(心の声)「は〜気乗りしない、なんで拒否権や気乗りしないかと言うと普通に見栄えが最悪だ、美鈴(美少女)(美少年)だぞ?ふざけんなさっきから周りの男女がチラチラみてくるしなんで俺を挟むんだよ?煽りか?煽りなのか?クソが、たとえ無意識だろうとぶん殴ってやろうか?あぁ!?」

美鈴「ねぇ、ちゃんと聞いてる?秋兎、」

秋兎「ああ、ちゃんと聞いてるよ、いや〜確かにお前らの視線すごいな〜?」

美鈴「は?そんな話してないんだけど?」

明「秋兎....今はどうやってチャイム鳴らしているんだろう?って話だよ?....」

秋兎「え?あーそうだったごめんごめん」

美鈴「絶対聞いてなかっただろ?まあいいや...で、どうやってると思う?」

秋兎「普通に機械とかじゃないのか?」

明「それもさっき話したけど、今の文明技術じゃあまずあり得ないでしょ?そこをどうやってるのかを聞いてるんだよ?」

秋兎「え?あ〜()()()()()?じゃあ魔法か魔鋼鉱石(エーテル・クリスタル)の種類のどれかとかかな?」

美鈴「まあ、それが一番可能性が高いのかな....」

???「そう正解は、人間の言葉の波長を魔鋼鉱石(エーテル・クリスタル)に録音し学長の能力(スキル)で時間を()()()()て流しているのです、そのような考えを思いつき正解するなんて流石は転移者いや女神様ってところかな?」

状況・男子3、女子2の計5名が話しかけてきた

明「え?何々?」

???「初めまして美しい乙女よ、僕はカール・エルリック。エルリック家の長男にして()()()()ていえばわかるだろ?、美しい乙女よ!!」

秋兎「女神とか乙女とか忙しい奴だな...というか俺たちあんたの事何も知らないんだけど?」

明「精密に言うとエルリック家と代表ってのを知らないんだけど...」

カール「うるさいぞ三下と無駄に顔のいい男、ただ単に頭が悪いだけだろ?まあ君は知っているだろうから説明を彼らにしてあげるといいよ!」

状況・そう言って秋兎と明をバカにしつつ美鈴に話しかける

美鈴「知らないけど、君たち誰?」

カール「っ!!いや〜冗談はよしてくれよ美しい乙女よ?.....」

美鈴「しつこいな〜もう行こう2人とも?」

状況・そう言って三人はその場を後にする、カールが崩れ落ち周りにいる取り巻き達【ミシェッド・タミール・ファイナ・ガクス】が文句を垂れながらカールをさすり心配する、場面は移り教室

柳沢先生「では、先ほどの続きから能力(スキル)称号(タイトル)の説明ですね。まずは質問ありますか?」

状況・水野 雅人(みずの まさと)林 美穂(はやし みほ)上野 優見(うえの ゆうみ)伊東 健太(いとう けんた)笹木 遥(ささき はるか)の計5名の生徒が手をあげる

柳沢先生「それじゃあ、雅人くんからどうぞ?」

雅人「はい、能力(スキル)称号(タイトル)って何が違うんですか?」

柳沢先生「それはね、大きく言うと()()()()()()()()()()()()()ってところなの。能力(スキル)は使用する時、意識など使うって意思が必要だけど、称号(タイトル)は所持者の意思とか関係なく常時発動し続けるのよ!例としてはみんなの所有する転移者の権能の

(言語理解)や(言語執筆)などが常時発動して読み書き出来ているでしょう?けどたまに常時発動型の能力(スキル)や権能もあります....なのでこれといった区別は実際ないらしいです...」

状況・クラスの全員が(なんだそれ)と思いつつ納得する

柳沢先生「他には獲得条件とかも大きく変わってくるけどそこは能力(スキル)称号(タイトル)それぞれで違うからあまり気にしなくても良いかも?.....次、美穂さんどうぞ?」

美穂「はい!そもそも権能と能力(スキル)称号(タイトル)とは何が違うんですか?」

柳沢先生「良い質問ですね...そうですね権能は行使可能な力だけど単体では使用することができない力です。それを使用可能にする器が能力(スキル)称号(タイトル)です。また能力(スキル)を使用するには指定の魔源(マゲン)が消費されます、称号(タイトル)は獲得時に指定の魔源(マゲン)を勝手に消費しそこから常時発動状態になります。」

状況・クラスのみんなが自己値(ステータス)を確認する

柳沢先生「次は...優見さん質問あるかな?」

優見「じゃあ、私達の能力(スキル)上位能力(トップスキル)な理由と上位能力(トップスキル)を教えてください」

柳沢先生「えっ?え〜とごめんなさい!まだ私も聞いてないのでわかりません....」

秋兎(心の声)「そりゃそうか、先生だって俺たちと一緒で地球(あっち)から来たんだもんな...」

秋兎「柳沢先生〜!あと少しで授業終わりですけど次何の授業ですか〜?」

柳沢先生「えっ?あ、つ、次は戦闘訓練です!!」

状況・チャイムが鳴り響く


本当は作品内で明かしたかったのですが、???のあとに名乗ってって言う流れがすこ〜し面倒なので先に名前晒しちゃいます。

生徒名簿

いつメン

葉杉はすぎ 秋兎あきと    男  

冬乃瀬ふゆのせ 知明季ちあき  女  

土佐田とさだ 感志かんし   男  

細戸目ほそどめ あきら    男  

和多わた 瑛人えいと    男  

岩鈴いわすず 舞意まい    女  

鉢枝はちえだ 美鈴みすず    女  

和賀谷かずがや 愛華あいか   女

教師

柳沢やなぎさわ 晴香はるか    女

男子              女子

小林こばやし 大地だいち    男      上野うえの 優見ゆうみ     女

高橋たかはし 生間しょうま    男      笹木ささき はるか      女

橋本はしもと 浩二こうじ    男      佐藤さとう 華蓮かれん     女

星野ほしの わたる     男      相沢あいざわ 叶頼かなた     女

水野みずの 雅人まさと    男      岡本おかもと 理恵りえ     女

吉田よしだ けん     男      中村なかむら 結衣ゆい     女

渡辺わたなべ けい     男      はやし 美穂みほ      女

柏木かしわぎ まこと     男      中西なかにし 琴音ことね     女

木村きむら 拓也たくや    男      松本まつもと れい      女

伊東いとう 健太けんた    男     

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