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双鬼伝  作者: 紅蓮藍花
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序章~現代編~その①

話が始まらないんでやきもきするかもしれませんが・・・。

気にせず読んでいただけると良いかな?と思います。

俺こと『神塚貴一かみつかきいち』は平凡な大学生だ。

いたって平凡、普通、パンピーだ。普通で万歳!!


大学生と言っても三流大学だから平凡なのかは怪しいが、まぁ平凡な部類に入るのだろう。


家庭もいたって平凡だ。祖父母に父親一人に母親一人は当たり前だが、あとは妹が一人

そして認めたくは無いのだが、本当に認めたくは無いのだが『辰巳たつみ』と言う弟がいる。


俺は・・・。いやっ俺達は双子だ。


弟と言っても双子だからどっちが上で下かなんて考えたことが無いのだが。

まぁ世間では必要だから形骸的に俺が兄である。


しかし双子と言ってもこうまでも似ていない双子も珍しいと思う。

「二卵性双生児」と言うところだ。

特に髪の毛の色が違う俺はアルビノ?と思われるほど髪が白い、たまに銀髪見たいなんていわれる事もあるが、色々と言われるがめんどくさいので白髪と言うことにしている。

逆に弟は典型的な日本人の髪で漆黒である。墨を溶かしたような髪で本当に真っ黒である。


俺の髪の毛が何故白いのかって?そんなもんは知らん!!

生まれたときから白いんであんまし深く考えたことも無いなぁ。


次に家は平凡だ・・・。多分。

俺の家は剣術道場だ、剣道ではない一対多を目的とした技を現代に伝える剣術道場だ、立派とは言いがたい今にも崩れ落ちそうな道場だが、何故か全国から技を伝授してもらいたいだの、道場破りだのが多い不思議な剣術道場だ。


しかし、門下生は一人もいない・・・・・。

門下生がいない理由?それは・・・・。追々は話していこうか、話すと長く・・・・なる?


まぁ自己紹介はこんなもんか。

他にもあるのだがそこら辺も追々とだなぁ。

って俺はだれにはなしているんだ?

合コンからの帰りあまりにも暇すぎて思わず語ってしまったぜ。


時計を見たら22時を過ぎたところだった。まだ夏の名残が残る暖かい秋の夜だ。


「はぁ・・。今日も合コンハズレかよ。」

って言うかあれは女か?いまにもはちきれそうな胸っていうから喜んでいったら、素手でりんごが割れそうと言うより砕け散りそうな腕でしかも、胸板が厚いというか暑苦しい女がなんでいるんだよ!!


しかも5人も!!!なんだアレは!!!

まるで動物園じゃないか!!!しかも個室の居酒屋でなんてありえねぇぇぇ!!!

しかも、「あたし彼氏いないんだぁ~~。」といいながら太もも触るなぁ!!

思わず!!!

「俺食われる!!!!?????」

まじで思ったよ貞操の危機感じちゃったよ!!!

って彼氏探しじゃなくて餌探しじゃないのか?なんていう感じの残念な本当に残念な合コンだったよ。


自慢じゃないが俺は顔が整っている方だと思う。

そんじょそこらのイケメンよりかはかっこいいとは思うのだが、彼女無し付き合った経験も無い。


妹に言わせると

「貴兄は二枚目ってよりは三枚目かな?いやっ二枚目になれそうでなれない三枚目?ちがうなぁ~~~?二枚目半?見たいな感じかな?」


「はぁ・・・。マジで泣きたい」


背中に哀愁を背負いながら帰っていると、いま一番会いたくない人物に会ってしまった。


「・・・・むっ。」

と言いながら片手をあげて挨拶をする。

万年仏頂面で愛想の欠片も無い弟辰巳がそこにいた。


誤字脱字カモーンです。

泣いて喜びます。

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