表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/32

(二)-2

 タオルケットを無造作に脇へ避けてトランクス一枚の姿で床に寝そべったまま目をこすりつつ、ワンルームの部屋のベッドの上に寝ている田吉に「誰か来たぞ」と言った。

「どうせNHKだろ」

 田吉はそう言いながら寝返りを打って壁の方を向いた。

 北郷は「そうか」とだけ言って瞼を閉じた。

 すると再び何度かチャイムが鳴った。北郷たちは全て無視した。田吉はいびきをかき始めていた。

 次にドアを叩く音がした。拳で四回続けてもう四回、木製のドアを叩く音だ。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ