前へ目次 次へ 29/32 (三)-2 マンションに到着すると、すぐに電話があり、部屋番号を教えられた。 北郷はエレベーターに乗る。六階で降りた。 部屋の前に来た。ドアを開けた。すると鍵は開いていた。 部屋に入り、玄関ドアの鍵を閉めた。 そこはワンルームの殺風景な部屋だった。窓際にはベッドが置かれていたが、シーツはかけられておらず、掛け布団だけしか乗っていなかった。枕もない。 シンクのそばの壁際には冷蔵庫があった。中を開けてみたが何もなかった。 (続く)