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Notitle癖  作者: 碧郎
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No title2022/02/08

ちょっと他の話と繋がってる。

 兄は何故か、家の外では私に厳しく、家の中では私に甘い。それが乙女心を柔く突くギャップだと言えば聞こえは良いけど、現実そんなことはなく普通に辛い。なので私は家の中の兄に泣きついた。


 だって、あんまりなのだ。外の兄は態と私をグループから孤立させたり、私に関するありもしない噂を流してくる。そのせいで私はいつの間にか社会不適合のブラコンで、とんでもない悪女ということになっていた。折角仲良くなった××君からも嫌われたのだ!


 家の兄は「愛故じゃないか?」と心做しか弱々しく主張するが、まさか、そんな馬鹿なことないだろう!私は力強く主張する。

 そうすれば家の兄は何を感じたのか私を抱き締め、慰めてくれた。冷や汗をダラダラ流していたけど、どうかしましたか?


 そして翌日。外の兄が怖くとも私は学校へ行かなければならない。

 震える手で靴を履き、玄関の扉を開け、外で待っていた兄と並んで登校する。

 するとどうだろう。外の兄は恐ろしく静かだった。私を車道の反対側へ無理やり移動させ、私の好きなキャンディを握らせ、不器用に手を握ってくれる。どうかしましたか? と聞けば「うるせぇ」と静かではない声を返すので、私は笑いを堪えるのに必死だった。


 ああ、上手くいって良かった!

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