邪神と旧神と君と
『目を覚ませ、目を覚ませ』
なんやうるさいなもう少し静かにしてくれないかな。
「起きろ!この虫けらが!」
俺の背中?に攻撃してきた。俺はとっさに起きて攻撃してきた方に目を向けた。そこには褐色色の肌をまとったイケダンが立っていた。まさか
「あなたは、ニャルラトホテプさんですか?」
「おっよく知っていますね。そうです私はニャルラトホテプです。気軽にニャルとお呼びください。なぜ私のことを知っていたんですか?」
「それは、信じられないかもしれませんけど俺転生してきたんです。異世界から。そして異世界であなた達のことに関する文献があって。確かクトゥルフの呼び声っていう小説でした。その小説にどっぷりハマっていまして現在に至るということです」
「そうなんですか。情報ありがとうございます。それならこっちで捕まえたバカと辻褄が合うな。」
そう言って背後から神様を出してきた。
「ビンゴだったよノーデンス。君がこの子が魂だけの存在の時にヨグちゃん使ってこっちの世界に送ったんだっけ。君の情報提供ありがとう。まあ今回の事件は私とは違うからこの子に手伝うんだけどさ。」
「ひ、久しぶりじゃの小僧。まさか君がアザトースの本を読んでいたとは思ってもなかったよ。それよりニャル?これ解いてもらっていい?地味に痛いんだけど。」
「だめ!君はあくまで旧神僕らの敵なんだから。」
「あい。」
なんだコレ。目の前で宇宙規模の言い合いが起きているんだけど。
「ああそれでね。君が知っての通り私達は神なんだけど今回はアザトースでも手が出せないくらいなんだ。」
「どういうこと?アザトースは寝ているはずじゃ」
「そっ。アザトースは本来は寝ている。でも彼の分身体がこの世界に来ているんだ。私のようにね。それでアザトースの限りなく近い存在で人間に近い思考を持った分身体がある神というかアザトースと似て非なるものに殺られた。おそらく神の創造主だ。そこでだ、あなたにはその神たちの詳細と痛めつけるための武器を作って欲しいんですけどどうでしょうか?」
「それくらいだったら良いよ。ただしこちらにも条件がある。その問題ごとに首突っ込んでもいいかてこととミ=ゴをこちらによこしてくれるとありがたい。」
「わかった。さてそろそろ朝の時間だ君には一つサプライズであの子にもついてもらおう。また会おう星が揃うときに。」