表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

銃と少女と

ふぁ~あ良く寝た。

皆さんおはようございます。5歳になりました、クリア・アスクリードです。

朝は前世でも早起きな方で今は大体5時ころじゃないかな。

さて6時まで時間があるからみんなにこの世界のこととこの世界での家族について話そう。

今の俺の姿は薄い赤髪で右のほうに青のメッシュが入っていて顔は前世ではイケメン顔と呼ばれるくらいの顔は持っている。身長は、大体105cmくらいかな。

今俺が住んでいる国は機会の国レインデイズ。この国ではたくさんの工具や機械であふれかえっている

そんな国のお隣さんがインリカ国と呼ばれる、この国の貿易相手でありこの国の姉妹国でもある。

そしてレインデイズのキングレインディと呼ばれる食堂で料理長兼運営をしているのが俺の母さん。そのおかげで朝はキングレインディに仕込み作業に行く母さんをよく見かける。

父さんは鍛冶師で店の名前はレストデイ。母さんの運営するキングレインディの反対側にある。自分たちの家そこから道のり10分の場所にある広い庭と倉庫がある一軒家だ。俺はいつもお留守番です。倉庫は前父さんが使っていたやつで今は俺が使っている。シリア兄さんは王国の魔法使いでキミナミ隊の隊長って言ってた。今はシリア兄さんに魔法を教わっていてとても分かりやすくて助かっている。魔法の仕組みは簡単に言うと自分の中にある魔力をイメージしたものに変換して外側に放つことを魔法って呼ぶみたいなんだけど、俺のスキル錬金術は周囲の元素を集めて具現化しているから魔法とは違うって言ってた。そして俺は魔王討伐のために使えるようなものがシリア兄さんから教わった。魔石と呼ばれるアイテムだ。魔石は簡単に言うと魔力の塊だ。魔石に魔法のイメージを流し込んでやれば完成なんだが扱いが難しすぎて情報伝達の時にしか扱っていない。そこに俺は目を漬け込んだ。この情報伝達にしか使っていない魔石を利用してある種の武器を作ろうと思う。前世でのほとんどの武器の銃だ。

デザインはデザートイーグルで、後は弾に魔石を組み込んでグリップ部分に魔石を組み込んで魔石に情報伝達のイメージを付与すればできる。仕組みは弾が発射する仕組みは前世と同じなんだが発射するたまに様々な魔法を付与すことができる。さて今日で試作204号の完成になる。朝ご飯を食べたらシリア兄さんと一緒に作ろう。

「クリア~ご飯だよ~」

「今行く」

もうそんな時間か。窓の外を見ると朝日が眩しく照り輝いている。俺は急いで階段を下りて朝食が置いてあるピザトーストに向かい

「いただきます」

と言い、かぶりつく。いただきますは前世から習慣だからどうしても言っちゃうんだよね。俺の向かい側の席には父さんがトーストをかぶりついている。

「父さん、今日シリア兄さんと一緒に試作204号を完成させるよ」

「そうか、頑張れよ今日は夜まで帰ってこれないからシリアと一緒にいてくれ」

「わかったよ、父さん」

「ご馳走様」

さてと先に倉庫に行ってるか。俺は作業用の服に着替えて倉庫に向かった

「よう!クリア」

先にシリア兄さんが

「おはよう、シリア兄さん。父さんから話は聞いてる?」

「ああ。聞いているよ。リアが夜まで帰ってこないから俺が見ろって話でしょ。そんなことよりお前は試作204号完成しないといけないんじゃないの?」

「そうだね、作業に取り掛かろう。」

まずスキルで鉄を生成するそしたらこれをガスバーナー(自分で作った)で溶かす。そしたら、パーツごとに型をはめて冷ますその間にグリップ部分の魔石をはめ込むために加工を施す。弾は50mm口径の弾のため弾のちょうど真ん中部分に当たるように工夫して、できたから少し待ち。その間俺は魔法の練習。2時間経過。完全に冷めているためあとははんだ付けでやれば完成!

「シリア兄さん完成したよ」

「そうかなら少し森に行こうか。試し打ちがてらね。」

「わかった。」

俺とシリア兄さんは町から少し離れている黄泉の森と呼ばれる森に入って魔物を狩ることになった

魔物とはこの世界での動物が何らかの影響で魔石を体に宿している状態のことを指すが多分魔王の仕業だろう。さて俺は試作204号のため仕打ちに来ているが前に制作したやつよりも格段に魔力の通りがよくなっている。シリア兄さんが「もう少し奥に行こう」と言ったので奥に進んだ。

森の奥は何だか神秘的でもあったが同時に不気味さが周囲に漂っていた。さてと俺は周囲に魔物がいないか魔法で探知してみることにした。イメージは自分を中心に半径10㎞の動物全てを自分の視界の右上にマップ表示させる形で魔法を発動したら気になるものがあった。反応が人間なんだけど周りに魔物の反応がある。俺はシリア兄さんに許可を取ってその方向に向かった。そこには一人の少女がいて周りに狼と熊の魔物がいた。少女は大体俺と同じくらいか。まあいい彼女を守るためにしゃがんでもらおう。

「おい!危ないから少し身をかがめろ。死ぬぞ!」

そう言うと彼女は身を丸くしてしゃがんだ。敵の数は8。熊4狼4。装弾数数40。しっかり見て当てれば確実に落とせる。

「さて戦争の時間だ。」

俺の口が三日月状になる。胸が高鳴る。両手で持っている試作204号が熊と狼が重なったところで火を噴いた。弾丸は雷属性を付与してありレールガンとほぼ同じ威力だ。後ろに来た狼をつま先で蹴り飛ばして火属性を付与した弾丸で殺し、前方から来た熊に二匹を風属性を付与した弾丸を操作して殺す。残りの熊1と狼2はその場から逃げようとしたがもう遅い。俺が雷属性を付与した弾丸が三発もう発射したからだ。マップから反応が消えた。無事終わったみたいだな。俺は彼女に声をかける。

「俺の名前はクリア・アスクリード。君の名前となぜここにいるか教えてくれないか?」

俺がこう尋ねると彼女は震えながらも立ち上がって答えてくれた。

「わ、私の名前はリリー。姓はなくなった。私は隣の国エンケイで奴隷として売られたが役立たずと言われ捨てられて郊外に追い出された。」

彼女をよく見ると裸足で服もボロボロで所々に青あざがある。顔は青あざがなければ美人さんなんだろう。どこからともなく腹の声がした。

「すみません//二週間前から何も食べてなくて。」

彼女は赤面しながら話した。

「わかった。そしたら俺の連れがいるから状況説明して家に行こう。ピザトーストくらいは作れるだろう。」

「あ、ありがとう、ございます。ううっ」

彼女は泣いた。俺はそっと抱いて

「君はよく頑張った。あとは俺の家までだからその時まで泣いてていいよ。」

彼女は俺の想像も絶するくらいのことを受けたんだろう。後でシリア兄さんに聞いてみよう隣国エンケイについて。俺は彼女をおぶってシリア兄さんと待ち合わせしている場所に向かった。

「お、来たか。その子どうしたの?」

「彼女は魔物に襲われいて助けに入ったんだけどその時に二週間ご飯食べていないって言ってたから連れてきた。」

彼女は俺の背中でぐっすり寝ている。泣き疲れたんだろう。

「OK。ご飯食べ終わったら、服買いに行こうか。」

「シリア兄さんお金は?」

「そこは大丈夫。この間が給料日でちょうど入ったから。」

「それなら大丈夫だね。とりあえず家に戻ろうか」

「そうしましょう。」

俺らは帰路に入った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 段落と改行しようよ。読みにくい。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ