お人形
真白ちゃん
いつも支えてくれてありがとう
ずっと仲良しでいてね
璃亜より
「可愛い…」
『今回のお人形は自信作なんだ。特に目が…』
「目が深く透き通って、この世界の美しいもの、優しい心、素敵なことの全てを見ているみたい。」
『真白ちゃんならきっとこの子の目を好きになってくれると思ったんだ。』
「璃亜ちゃんが愛情を注いでいるから、愛されるお人形ができるんだね。この子は10歳ぐらいの少女かな。これからいっぱい恋をして、素敵な人に出会って、楽しいことが沢山待っているんだよ。」
『ふふ。この子はお人形だよ。ずっと10歳の少女のまま。』
「でも璃亜ちゃんの作ったお人形はいつも、この世界に存在する少女のように思えるの。」
『そんなふうに言ってもらえて嬉しいな。私のお人形はね、真白ちゃんに見てもらって初めて完成するの。真白ちゃんに見てもらうと、私のお人形は夢から目醒めたように命が芽生える。』
「じゃあ、私と璃亜ちゃんの共同制作だね。」
『うん。今まで沢山お人形を作ってきたけど、ひとりじゃできなかった。真白ちゃんがいてくれたからだよ。』
「じょ、冗談だよ共同制作だなんて笑」
『ううん。本当だよ。今まで支えてきてくれてありがとう。これからはね、少し違うタイプのお人形も作ってみようと思ってるんだ。』
「わあ楽しみ!璃亜ちゃんが作るお人形、いっぱい見たいよ!どんなの作るの?」
『ヒミツ笑』
「もう意地悪!…でも出来てからのお楽しみだね。今からワクワクするよ!」




