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4.精霊使いの後悔とこれからの目標!

まさかのドラゴンの子供の精霊と契約をしてしまいました。私はすぐにステータスを確認しました。


ーステータスー


[名前]アリア・カーネット

[年齢]2歳

[性別]女性

[称号]カーネット家の一人娘 転成者 スキルゲッター 精霊使い

[体力]15,000/15,000

[魔力]20,500/25,500


[スキル]〈念話〉〈アイテムボックス〉


[ユニークスキル]〈ステータス閲覧〉〈精霊眼〉〈精霊愛され〉


[魔法]水魔法 Lv3

風魔法 Lv5

火魔法 Lv2


となっていました。あぁ、まだ魔力回復しきれていないんですねー。


『そこー。現実逃避しなーいのー。』


エクスに注意されました。


「そういうエクスは本当は上級クラスじゃないんですか?」


『え!?な、なんのことだか・・・。』


いつものエクスとは違い、動揺するエクス。・・・私だって勉強したのです。エクスは本当は上級クラスでしょう?だって、精霊とのことを知りすぎている気がするのです。だって、私はこの子をトカゲさんだと思っていたのにも関わらず、最初からドラゴンだと分かっていたようですし、それなりにエクスは経験を積んでいる精霊さんだと思うのです。他人から自分たちの姿を見えない方法を知っていたのですから。


そうでしょう?・・・まぁ、理由はこれ以上聞かないですが、もし知識が必要になったら教えてほしいのです。


『・・・分かってて、黙ってたのかー。まぁ、これ以上聞かないでくれるのはうれしいけど、ドラゴンは神獣クラスだよー。火魔法が使えるようになったのは、いいけど威力相当だと思うなー。』


うわああぁぁぁぁぁ!上級クラスのアドバイスなので、本当に相当なものなのでしょう。というか2歳で持つ能力ではない気もしますが、まぁ、気にしません!!


魔法適正、どうなるのでしょう?


『すごーく強く反応するとは思うなー。』


うわああぁぁぁぁぁ!ゲームの中のアリアと同じような道を進んでいる気がします。アリアは魔力が相当強かったはずですから。・・・でも、ゲームの中ではアリアが一番聖女に近かった存在だと言われていましたね。・・・フラグを回避するためにはいっそのこと自分が聖女になってしまおうではないですか。それが、一番のフラグ回避ではないではないですか。ならば、もっと精霊と契約をするのです。聖女になれば、もし王子との婚約話も無くなるほどの権威が手に入るではありませんか!!今私に必要なのは力なのです!!


『アリアって本当に欲望に忠実だよねー。これを猪突猛進のおバカさんと言うのかなー?』


『猪突猛進ってなにー?エクスー。』


『簡単に言うと、物事をよく考えないで、まっすぐに進むってことだよー。・・・人間になれる方法を教えてあげるー。』


エクスがフィーにドラゴンが人型になる方法を教えました。すぐにフィーは人型に変化しました。自分と同じくらいの背丈の男の子です。


『エクス。ありがとう。』


『この姿はアリアの魔力を消耗させやすいから、いつもは・・・人がいる時はアリアの中に入っていることー。精霊使いは秘密主義が多いからねー。』


・・・へぇ、もしやそれが精霊使いの減少に繋がっているのでは・・・?


『いやー?本当に精霊自体減っているからねー?何か異常なんだようー。』


・・・ん?確か、このゲームって魔獣王が存在して、最終的にヒロインと攻略対象が倒して、聖女に認められる話だった・・・です!!


『魔獣王・・・?それが精霊を食べているのかなー?』


だったら、なおさらとっとと魔獣王を倒す力を手に入れて、聖女として認められてやるですー!!

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