表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/18

15.魔法使いの住まう街!

あれから、1年という月日も経ち、リーゼは魔法適正を示したので、5年後、国の魔法学校に入学することが決まりました。


ローズタウンというように、綺麗なバラは村中に咲き誇っています。村は活性化し、もはや町へと変貌しております。親子連れの家族が多くこの村に引っ越しをしてきました。住人は数十人ほどの小さな村が集まった数百人の領地だったはずが、いつの間にか数千人の街へと変貌し、私は大忙しです。


私は公ではありませんが、子供向けの教育機関を作り、魔法を発動・あるいはは発動しそうな子供たちを魔法教育指導します。平民と貴族の差を埋めるようにしっかりとした魔法教育をします。レオンさんが言っていた野菜などを多く食べていた方ほど魔法を発動しました。その噂も兼ねてこの村に子供に魔法を発動させたい親が殺到したのでしょう。


魔法は18歳の時まで発動しなければ、魔法を使う事はできないのです。だから、それまでに発動させたい親が子供にこの村にやってきて、この村で出来た野菜を食べさせています。それが見事にうまく魔法を発動させるきっかけになってしまっている現状です。この調子では平民が国の学校に多く在学するようになってしまいますが。なぜ、魔法を発動させたいかというと、魔法を持っていると仕事に困らないそうです。


この村でとれた野菜は貴族たちにも人気らしく、国王陛下にも食されているらしい。ハーベスト様から聞きました。この野菜を食べると、力が湧いてくるそうです。村から街へと変貌したことが評価されて10歳にして伯爵になりました。


あと、この村を狙った泥棒さん達も増え、リーゼさんと一緒に倒して、この町に警察機関のようなものを私は作りました。


この街の数百人の子供たちが魔法の適性があることがわかりました。下は0歳から上は18歳です。18歳で魔法の発現してしまった人には徹底的に魔法の教育をします。国に魔法騎士というものにも推薦します。


あれー?こんな風になる予定はなかったのですが、なってしまったのは仕方がありません。少し魔物でも倒しにいきましょうか。


☆☆☆☆☆☆☆☆


私は街の魔物対策として、リーゼたちと実践的な魔物退治を行うことがあります。魔物を見つけると、どう退治するかを実際に体験するのです。流石に人数が15歳までとはいえそれでも、人数が多いので、グループに分けて指導します。15歳までの魔法の発現をしてしまったのは325人。流石に0歳から7歳くらいまでは実際に体験させる訳にはいかないので、人数が127人に減ります。子供たちは特に注意します。


実際に魔物を討伐することで男性は魔法騎士としても、魔術師としても仕事を得ることができるでしょう。女性は魔術師なのが主ですが、なかなか精霊使いの人がおりません。リーゼ含めた、女性のほとんどが精霊使いさんで57人しかおりません。でも、まぁ、中級クラスの精霊さんが主ですが。リーゼさんは早くも上級クラスの精霊さんを使役しているので、流石チートヒロインと思って見ていましたが。


私はどうしてもお父様が頭を抱えていた精霊使いさんを増やしたいのですが、なかなか精霊さんがいません。なので、こうして地道に、魔物を討伐するしかないわけですよ。精霊さんが住みやすいように。この街には多くの精霊さんがおりますが、契約には至らないわけですよ。


でも、私のやっていることは絶対に今後の未来に確かに繋がっていると思うのです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ