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大神くんと宇佐見さん  作者: 伊織
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俺、宇佐見裕史(ウサミユウジ)は、世界的人気を誇るモデル、大神海斗(ナツメギカイト)のマネージャーをしている。若干18歳にしてその人気はまさに天性のもの。身長180cm、スポーツ万能、人当たりもよく、更には気が利く。勉強は苦手らしいが、そんなところも好感度良し。老若男女問わず愛されていると俺は思う。

俺が彼に出会ったのは、去年の夏。スカウトマンとして将来有望な卵を探している時に出会った。一目見た瞬間からびびってきたんだよなぁ。速攻事務所にスカウトし、俺が直々にマネージャーを引き受けた。


「はい、海斗くん。こっち目線お願ーい」

今となっては俺の目に狂いはなかった。そう確信できる。

「そうそう、そんな感じ。あとはもう少しクールなの欲しいな」

スカウトした年、直後にバカ売れした海斗。途端に人気がでて今度はドラマの主演も決まっている。

「宇佐見さん、お水貰ってもいいですか?」

「あ、お疲れ様」

今日は雑誌の撮影をしに、スタジオにいる。丁度休憩に入ったみたいだ。

「今日も調子がいいな」

「宇佐見さんがちゃんと、忙しいスケジュール管理してくれてるお陰ですよ」

笑顔でそう返される。流石の男の俺でもその笑顔にはキュンッとしてしまう。こういうのを犬系男子、というのか?

「そうだ、海斗。今日の仕事が片付いたら、夜一緒にご飯でもどう?」

「!奢りですか」

「特別だからな」

「ありがとうございます!」

なんていうか、ついつい甘やかしたくなっちまうんだよなー。弟がいたらこんな感じなのだろうか。

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