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美食聖女の建国記 〜ポンコツ令嬢は今日も腹ペコ〜

作者:にゃん
【あらすじ】
「――わたくしの愛する領地を、これ以上汚さないでいただけますかしら」

銀髪をなびかせ、泥に汚れたドレスで戦場に立つ公爵令嬢ティターニア・ルナ・アイゼングレイズ。彼女の手には、巨大な鉄傘「アイゼン・ガイスト」が握られていた。それは周囲の重力を自在に操り、帝国の最新鋭戦車を一瞬でスクラップに変える最強の武具。しかし、その力を行使する代償は、装着者の生命エネルギーを極限まで消費する「殺人的な飢餓」だった。

戦車を鉄クズに変える「銀髪の悪魔」と恐れられながら、内実、餓死寸前の絶望に沈んでいたルナを救ったのは、一人の見習い士官カイルが差し出した、握りたての「おにぎり」だった。

「あなたが食べた分だけ、救われた命がある。……あなたは、僕の聖女様だ」

カイルの料理に魂を救われたルナは、ある決意を固める。 「わたくし、この人を一生離しませんわ。カイル様の料理を食べるためなら、どんな鉄クズ(資源)でも作ってみせます!」

そこからアイゼングレイズ家の、規格外の快進撃が始まった。 武骨だが気品ある父アイゼンが戦場の残骸を「騎士の礼」をもって回収し、知略に長けた母イザベラがその資材を敵国へ高値で売り戻して莫大な富を築く。そしてカイルは、ルナを支えるため「禁忌の美食」を追求し、彼女の胃袋と独占欲を完璧に満たしていく。

戦えば戦うほどアイゼングレイズ家が富み、敵国は彼女の食費を支えるための「素材供給源」へと成り果てる。帝国王子からの求婚も、聖騎士の不壊の盾も、すべてはルナの「最高のスパイスミル」や「デザート代」の糧に過ぎない。

これは、一人の食いしん坊令嬢が、愛する料理人の一皿を守るために、胃袋と経済で世界を支配し、ついには「美食聖域」という名の国家を築き上げるまでの、美味しくて少し物騒な建国神話。

「全ての国民は、空腹の絶望から解放される権利を持つ。――さあ、美味しい夕食の時間ですわ!」
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