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よろしいならば食育だ

「今日からここが君の家だ」


…とか言われたってさぁ、いつ状況が変わるかわかったもんじゃない。

とくにメシ。

毎日朝晩もらえるけど、いつまた食えなくなるかと思う時が気じゃない。


隙あらば食い物を探す。

台所のゴミ箱と流しの生ごみ、あと大きいのが食べてるやつとか。

もらったメシと違って旨くはないけど、とりあえず口に入れる。

そして怒られはしないが止められる。


最近ゴミも片付けられてつまみ食いできないなー、とか思ってたある日のこと。

大きいのがボソッと言った。

「…よろしいならば食育だ」

え?なんて?


それからというもの、なんか食べたことがない旨いものが次から次へと出された。

茹でささみ、牛ステーキ、蒸し鱈、刺身、馬刺し、鹿肉…


最初は取り上げられないように口に入るだけ咥えて部屋のすみで食べてた。

でも大きいのは食べ終わるまで離れてるし大丈夫そうだ。


毎日そんな感じでたらふく食わされてるうちに、不安はなくなってきた。

つまみ食いする必要も感じない。生ゴミは旨くないしな。


さすがにここまでの待遇で「やっぱり出てけ」とか言わないだろ…たぶん。

大概の問題行動はたいした事なかったんですが、唯一「盗み食い」だけは本猫に危険だったためやめていただきました。

納豆のネギ、醤油皿のワサビまで口に入れちゃってましたので(猫は赤色が見えにくく青・緑はよく見えるため)

まぁ食育の成果は上々、結果としてフードはシーバとちゅーるしか食べなくなりましたがまぁよし。

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