俺ずき
「朝よ~!起きなさいー!」
‥‥‥‥眠たい。
‥‥‥‥あと少しくらいゴロゴロしててもー
「おい憲伸~起きないとあなたの財布のお金が千円‥‥また千円と、なくなるかもよ!」
!!、ガバッ!どういう起こしかただよ!息子の金だぞ‥‥。
俺は木代憲伸。ごく普通の高校1年生、だけど
「いってきまーす。」
ー教室ー
「おーい!おはようキッシー!!」
「おはよう。」
「なぁキッシー!昨日のドラマ見たかー?あの女優すんげぇかわいいよなぁ!!!」
「あ、ああそう‥‥かわいい‥。」
「だよなぁ~!あんな人と付き合えたら‥‥‥‥ぐへへへ。」
「あ、あははは(性欲魔だなぁ)」
普通の高校1年生、だけど
「おはよう木代君」
「あぁ、おはよう」
‥‥スタスタ
‥‥ザワザワ
「な、なぁキッシ~なんでお前はあの、
超お嬢様で超美人でクラス中の男が緊張で誰も話しかけることすらできないあの、杉宮麻理香と普通にはなせるんだよぉぉぉ!?!?」
「あ、あははは‥‥」
俺は恋愛‥‥というか、異性というか、性に‥‥
全くと言っていいほど興味がないんだ。
「別に、話しかけられたから話しただけで」
「ほぉ~やっぱり!お前はいつも手が早いよなぁ!!くうぅ俺なんか相手にもされないのに‥‥‥‥、」
「いや違うし、てか声が‥‥」
‥‥ザワザワ 「またあいつか、女とばっか喋って!」「全く、いつも女子とばっかいるし。」
はぁ、違うというのに!また他の男たちに誤解をされてるし、
そう、興味がないんだ‥‥、それなのに俺は女好きのレッテルを貼られている。
‥‥‥‥‥‥助けて(涙)
ー放課後ー
「なぁ憲伸!」
「うおっ!‥‥なんだよ友美かよ。」
「うひひ~ビックリした?てゆうかなんで残念形なの?!ひどくない?」
「ハイハイスミマセン。」
「うわっ心こもってないなぁ~」
こいつは若野友美、まぁ‥‥0歳からの幼馴染だな、ソフトボール部に入っている男みたいな奴だ。
「お前部活は?」
「今日はないよ~だから一緒に遊ぼうと思って!」
「まぁ、いいけど」
「あっ!紗菜とまーも誘ったから!」
「あぁOKだ」
「じゃあ!二人を迎えに行くね!いっしょに来る?」
「いや、待ってるから早く行ってやれ」
「うん分かったー!!じゃ行くね!」
「キッシー‥‥」
あ、やべぇ冷気を感じる‥‥にげn
「まーたーおーんーなーとーあーそーぶーの?(ニコニコ)」
「断る理由も無いし‥‥いいだろ」
「お前は、そこまで女好きなのか‥‥もはや魔神だな、性欲魔」
お前にだけは言われたくない!!
ザワザワ‥‥「やっぱすげーな(ヒソヒソ)」「どこまで好きなんだよ(ヒソヒソ)」
‥‥‥‥違うのに(涙)
ー続くー