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『吸血姫様』は百合百合したいっ!!  作者: 牛
第三章 『百合百合』で行こう !
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第九十八話

 麗しい銀髪。美しい顔立ち。


 誰もが羨む美少女で、才能豊かな『聖女』はだれでしょう?


 そう、この私です!!


 あ、はい、私って言ってもわからないですね。


 ミィア=S=レフィルです、はい。


 皆さんは私がドジって聖典・アポカリプスに閉じ込められたと思われているでしょうが、実は違います。


 ええ、違うんです。


 違うんですよ?


 アポカリプスに囚われてから、こいつ影が薄いなぁとか。


 ただ、ポッと出てきただけで、話を変な方向にもっていったキャラだとか。


 そんなそしりを受けてもしょうがないかもしれません。


 でも、私はあえて言いましょう。


 私は、あえてアポカリプスを暴発させて、自分をまきこみました。


 ホントウデスヨ?


 そう、私は、この時を待っていたんです。


 吸血鬼とその眷属が、このアポカリプスで揃う瞬間を。


 この聖典・アポカリプスは運命が交わる場所。


 いわば、運命のクロスカウンターが生まれる場所。


 なんだ? 運命のクロスカウンターって。


 自分で言ってて意味が分かりません。


 まぁそれはどうでもいいんです。


 クロスカウンターのことは今の事は忘れましょう。


 生きていることは悪いこと。


『吸血鬼』が生きているのは悪いことなんです。


『吸血鬼』が生きているだけで『人間』は『存在』を脅かされる。


 私は『組織』でそのように教わりました。


 この『吸血鬼』達も『人間』の『存在』を啜っているに違いないのです。


 だから、私がこの手で『始末』してあげましょう。


 この『ネバーエンディング』の世界の中で。


 そして、先代の『聖女』をこの手に取り戻して見せるのです。


 全てはお姉さまのために。


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