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欠片

作者: 冥月 霜華

心の欠片が足りません

「愛情」というのを求めてます


心の欠片が足りません

「友情」というのを求めてます


心の欠片が足りません

どうやら他者から与えられる「情」というものを求めているようです


ロボットのようになりたいです

心なんて欲しくなかったです

強がるスキルが無駄に上がりました


脳内に浮かぶ文字

淡々としたそれは事実を告げている

そう思っている


欠片が足りない

欠片は落ちてないでしょうか


探している

探そうとしている

下ばかり見ている私は見つけられる?


求めるだけでは無意味です

与えなくては得られません


どこかで聞こえるエラー音

「わかってるよ」と誰かが叫んだ


いつまでも固くならない心の何処かが痛んだ

泣くほどのことではないけれど

「痛い」と誰かが叫んだ


こんな思いをするのなら

感情なんて欲しくなかった

何かのスキルが下がりました


こんなこと繰り返しながら

欠片探しを続けている


見つからないとどこかで思っているのに

出来損ないだと理解しているのに

抵抗しようと無駄にあがいてる

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